故郷、松阪の先輩と久しぶりにLINEで長電話をしました。話題は、私が知らない戦中、戦後の実家周辺の姿です。「へぇ~、ほ~」とうなづくのが関の山ですが、先輩は、昨日のように次から次へと、話が出て大変うれしそうでした。わが故郷についても、じっくりと今一度、現地を訪れて調べてみたくなりました。
会社員時代、年末に、今年一年の仕事における十大ニュースを発表し、反省と来年における新たな思いをまとめていたことを思い出す。その一方、忘年会などでは、それぞれの出来事に隠された裏話を披露しあって、メンバーの結束力を高めていたようにも思う。それが、さらに珍プレーや好プレーなどにも発展し、その場が大変盛り上がり楽しかった。やはり、人間社会はコミュニケーションを豊かにしていかないといけないものだ。
資本主義は、資本を増やすことで、社会を豊かに発展させていこうとする考えである。しかしながら、今日に至っては、あまりにも行き過ぎて、グローバルではGAFAが、国内でもほんの一握りの企業や個人が資産を増やす一方、生活困窮者が増え続け、益々格差・貧富の差が拡大している。国民への所得税減税や低所得者給付金もその後の増税などが控え、一時しのぎ政策と唖然としてしまう。そして、自民党派閥の裏金疑惑が明らかになればなるほど、岸田政権への失望と崩壊につながっていく。物価高で可処分所得が減り続ける国民をだまし、自らの懐には大金が入る甘い体質の政治を根本的に変革しなければならない。
先週の異常なる暖かさから、今週からは、本格的な寒さの到来とのこと。予報とおり、夜中から強風で雨戸がガタガタなり、雨が降り、冷たい空気が室内を埋め尽くしている。早朝のテレビでは、日本海側の大雪で危険発信している。豪雪地帯の地方の暮らしを強いられている方々の気の毒さをまた思い浮かべている。
朝一番、区の班長さんが共同募金のために来られた。いつものように、お金をお渡し世間話をしてお別れした。一年で、この種の募金がいくつあるのかと思い起こしてみると、赤十字、緑化、共同募金、少し異なるが地域の神社のお札などがあり、ただお金をお渡しするだけで、その内容について、よく理解していない。そういえば、先日回覧で共同募金のお知らせが掲載されていて読んだが、ごく当たり前の一般的な募金説明であり、今一度十分なる趣旨と役立ちを考え、今日的な活動についてもより理解を深めるきっかけになるようにと思った次第である。
右耳が聞こえにくい。何かが詰まっているように思う。少し、耳垢がたまっているのかもしれないが、以前からよくあるので、様子をうかがっているが、気にすると、益々聞こえが悪くなり、中耳が痛むようにも感じる。最近では、特にTVの音が聞こえにくい。
世界で最もデジタル化が進んでいるデンマークの取組みを知ると、日本の取組みの浅はかさや過ちがよくわかる。1960年代からマンナンバーのことを考え、2000年から15歳以上デジタルIDを導入し、2003年から行政サービスをデジタル化している。財務庁傘下にデジタル庁を設置し、行政間・企業間の予算や取引のデジタル推進を徹底させるなど、政府の中長期計画を明確にし、法的な整理や国民へのメリット性をわかりやすく徹底し、市民生活の向上が図られている。パスポート発行の24Hサービス、デジタル署名5万人の国会審議、2万人による政治立候補可能など多々そのメリットが発揮されている。目標を設定し、市民に体験させて、改善、セキュリティトラブルを解消しながら、体の不自由な人には、紙の手続きも可能としているとのこと。大きな社会改革に対して、政府が長期スパンで計画し、実行しながら国民生活を向上させ、国と国民間の信頼と協力のもとに成功しているようである。日本の実態を見ると、次から次へと政府・政治家が金で権力を得るような悪弊を行っている現実では、デジタル化をはじめとする社会変革改善が心豊かな幸せなをもたらすことは程遠いといえよう。
庭に、山茶花が咲いています。白とピンクがありますが、ピンクの出来は今一つ。子供が小さい時に、かきねのかきねのまがりかど~~。と歌っていたのを思い出す。穏やかな平和の大切さを感じています。
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今年最後の氏神様参りをしました。京田辺市の多々羅にある新宮社です。6、7世紀の欽明天皇時代に渡来人が建て祀り、多々羅住民が譲り受けた由緒ある神社です。この近辺は数々の歴史が刻み込まれ、日本人に多くの技術と文化思想をもたらしました。一年無事過ごせたお礼と感謝、そして、いにしえの渡来人に感謝の心をもって、拝礼いたしました。
政治資金パーティ券問題で岸田政権は、終わりを告げようとしている。安倍派裏金の増大とともに、他の派閥にも拡大しているのは自明である。問題が発覚した時には、即刻解決解消に走るのが鉄則で、嘘の言い逃れで場を乗り切るなんて全くの素人の集合体である。またそれを許す組織体(国会議員)では、この国が崩れ行く姿を象徴している。おとなしい松野官房長官が政経塾出身者であることに松下幸之助創業者は怒る心の鉄拳を振るっていたであろうと推察する。ここ十数年政経塾出身者のお粗末な活動とともに彼らの指導者の顔が見たいものである。