早く報道したほうがいい経済の変調

アメリカを中心に世界の市場が変調をきたしてる。インフレ懸念と対策の金利上昇を懸念してのことだ。調整とか思惑ならばさほど心配はないが、はっきりした原因がある。日本は今なお、政府も経済の専門家も日本経済は底堅い成長下にあり心配要らないと伝えている。
市場は経済の先行きの現れであり、日本が「景気がいい」の材料に企業の設備投資や資本の海外投資にあったことは事実だ。企業の資金が逃げていくのだから、設備投資どころか企業の新たな不良債権が発生し投資したお金はマイナスになるはず。結局は、資本的に弱いところ(大半の個人や中小企業)は好景気には全く浴さず、次の「不景気」が正式にやってくることになるが、市場の変調は経済の変調へ進むのは必然だから早めに報道しないと、犠牲者が増えるばかりだ。確かに市場経済は不安が不安を呼ぶから「不景気」は禁句かもしれない。(自殺や子供のゆがみの実態がきちんと報道されないのもそういうことだろう。)
しかし、津波やはやりの病気は一刻も早い正確な情報が、被害の決め手になる。経済の社会や人々への影響を考えると、今のように放って置いていいのかと心配になる。〈鍋蛙)や(ユデ蛸)等と言っては済まされメー。
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