皮肉

地上は限界を分別しない人間活動によって厄介な問題が絶えないが、逆説的には
厄介な問題には限界があるとも言える。どこまでも悪化する事はない。
厄介な問題が問題解決を余儀なくさせるからだ。
 だから表面上の主流の底にはそれと異なる流れが増幅している。
 文明文化の価値観、産業構造の転換など、底流と思われるものはあるが、メディアがサボっているからなかなか浮き上がって見えてこない。
 メディアの世界でも言えることかもしれない。良心的な人間はどこにもいるし、誰の中にも奥深く良心は生きている。
 大雑把でもいから全体を認識する必要がある。同時に、全体的には見えなかったり言えないことが必ずあることも承知していないと、全体を見たことにならないと言うアイロニー(皮肉)がいつもある。
 
 
 
 
 
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16年五輪明日決定

10月2日の朝日新聞1面の見出しである。
 石原知事が行き、鳩山総理も行き、東京誘致に出かけその結果が待ち切れないかのようだ。
結果は分らないが、一部予測では日本国民の期待度が低く不利だとも言われてる。
 かつてはオリンピックに夢中になって応援したが、段々興味が減ってきた。
 理由はいろいろだとは思うが、日本人がそれほど熱くなっていないのが分るような気がする。むしろ自然で、リーダーやメディアの感覚に古さを感じる。
 7年後の祭典の誘致が国を挙げて期待するような世界や日本の状態にあるだろうか?
 7年後のお祭りより、リーダーを始め、国民が力を合わせて何はさて置いても急いでやらなければなら事が、国の内外に転がっていないか?
 コペンハーゲンに飛んでいくよりサモア島やインドネシアに、毎日飢餓で1000人から死ぬアフリカへ、毎日100人近くが自殺するこの国へ‥
 
違和感を感じるのはオリンピックだけでない、NHKなどでも(今日のニュース))(明日のニュース)が数項目取り上げられるが、あれが優先順を考えたニュースだとどうしても思えないことが多い。早く知らせてほしいい事が沢山ある。
 メディアは為にする【世論操作】はしなくていいから、人々の明日の安心と安全に関わる【世論形成】は責任を持って吟味してやってほしい。
 のりピーの連日の報道はどういう意味か?
 世論形成にあんな事が優先されるから、困った事が急に降って沸いたかの如く
 出て来て国民は意外なことに追いまくられる。
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