圧倒的な存在

宇宙的に見ると地球そのものが圧倒的な存在であり、空気や水や生き物はその構成要素の一つでしかない。
 地上に棲む人間も大昔は(地球や自然)を絶対的な存在として認識しそれに従い生きてきたが、文明文化の発達と共に相対的に人間の存在を大きく意識して人間活動を営むようになった。そして留まる所を知らないかのようだ。
 しかし、地球を遠くに臨めば、現在も将来も逆転する事はありえないのに、いかにもありえない壁を乗り越えようとしているかのようである。
現代の行き詰まりや矛盾の大元はそこに在ると考えている。
 だから、基本的には人間が地球や自然へ向かうか、これまで通り、人為を優先させて進むかの選択が問われていることになる。
目の前の行動は入り組んでいて2者択一ではないが、求められる根本的な理念や価値観が一般的に考えられてる博愛・自由・民主主義・資本主義・社会主義で無いことだけは確かではないか。
 現状はそれでは間に合わず、曖昧にできない所まで来ていると考えている。
 

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