沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

伊江島の新しいフェリー

2018-07-14 | 伊江島(伊江村)


新しいカーフェリー「ぐすく」の就航式をやっていました。

「離島苦(りとうく)」いう言葉があります。
離島の伊江島において、島民が苦しみ、いつか未来には克服したいと願うことが2つ。
①医療と②交通の確保。

生活物資や島民を運ぶカーフェリー。
ぐすくは「城」で、伊江島を象徴する塔頭はグスク山とも呼ばれ神聖な存在です。

旧ぐすくは、本島の本部港と伊江港の間を往復。26年間働いて500万人を運び、航海距離は地球11周にも相当する。

耐用年数を既に超えており、バリアフリー対策や横揺れ防止装置の付いた定員700名のフェリーが必要だった。

操舵室(最上階)

エンジン室(階下)

航海安全を祈る「アヤメ歌」を、島の女性達が輪になって歌います。


こちらは、国の無形文化財に指定された伊江島の村踊の1つ「シティナ節」。

新しいものと、古くから伝えて来たもの。
伊江村の大切なものを見せて頂いた日でした。