衆院選もようやく終わった。開票日は立会人として21時前から、開票所である日東精工体育館に詰め、結局、最高裁判所の国民審査が終了するまで、午前1時半まで立会をした。
体育館の屋根や壁を台風の激しい雨と風が打ちつけ、由良川の水位が上昇し、氾濫危険水位に達しているとの情報を得ながら、気が気でない思いで過ごした。
翌朝の月曜日。由良川を見に行くと、まずまず昨夜の状況と一緒だったので、ようやく水が引きつつあるんだなと安心した。
その後は選挙のお礼の電話と共に、市会議員さんや後援会役員さん方に市内各地の台風被害の状況をお聞きした。
延町では床上浸水と床下浸水、私市町では道路冠水と床下浸水、農作物被害、物部・志賀郷では樹木や小屋の倒壊やがけ崩れ、奥上林の古屋や古和木、中上林の市志でも土砂崩れによる集落孤立で大きな被害が出ているとのこと。上杉町では民家の屋根が飛んでしまった。
古屋の渡辺和重自治会長は何とか崩れている土砂をかき分けて、山を越えて出てこられて、土木事務所等へ通報し、状況説明にうちの事務所にも来られた。
土木事務所に確認してみると、他にも被害が多数出ており、早急に対応をしなければならないが、まずは現場確認をと動いているとのことで、できるだけ早く応急対策をとお願いした。
「地域力再生交付金を災害対策に活用できないか?」という問い合わせもあり、京都府の府民生活部長に電話して検討をお願いした。
夕方、由良川の状況を改めて確認したが、まだ大きく荒れている。
天候は上向くので川の心配は減っていますが、山が水をたくさん含んでおり、土砂崩れ等には十分ご注意ください。