バスレーンくねくね路線の“駅のプラットホームのようなバス停”は、同時に2台が乗降客扱いできるように作られている。
しかし、乗客の多くは1台目の停車位置で待っているので、2台目の停車位置になった場合は特にしっかりと車外スピーカーで行き先の案内をする。
それでもバスに乗らない人は「行き先の異なるバスを待っているのだろう」と判断できるので、1台目のバスが発車したと同時に2台目のバスも発車する。
しかし… 私のバスが2台目で発車した時、ちょうど信号が赤に変わってしまい… 1台目のバスは行ってしまったが、2台目の私はすぐに諦めて“1台目の停車位置”に止まった。
そして、信号待ちの間に新たな乗客が来るかもしれないので、再び乗車口を開けて待つことにしたのだが… なぜか“行き先の異なるバスを待っている”はずの若い女性が、その時になって乗ってきたのである。
私は「もしも信号が変わらなかったら、そのまま行っちゃったんだけど… それで“置いてかれた!”なんて言われても困るぞ」と思った。そして、その女性が降りる時にチラッと見たら、やっぱり“耳栓”をしていた… うぅ…