午前中、あるバス停で乗降客扱いを終え、着席確認をして… 目の前の信号は青、その先の信号も青になったばかり… 「さぁ、発車だ!」と思った時、車内中央付近に立っている男性が“車内観覧席”にいる子供を手招きしたのである。私は行きたい気持ちをグッと抑えて、子供の移動完了を待っ… しかし、子供は動かなかった。そこで私はすぐにバスを発車させたけれど、無情にも信号は赤に変わってしまった。そのため、その先の信号も目の前で赤に変わるタイミングになってしまい… その後、すべてのリズムが狂ってしまったようで、バスはどんどん遅れていった…
午後、あるバス停から乗って来た若い女性が「土日切符(600円)が欲しいんですが… 一万円札しかないんですけど…」と言った。私は一瞬「えぇ~っ!?」と思ったけれど、その時はバス停での時間調整が必要なほど順調に走っていたので、ゆっくりと間違えないように釣り銭を数えて“二重の意味”で「ありがとうございます」と言った。が、ふとミラーを見ると、同じく某駅へ向かうバスがすぐ後ろに… 別方面からのバスが遅れて来たのだろう。私にはちょうど良い“一万円札”だったけれど、そのせいで後ろのバスはさらに遅れてしまったようで…