バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

こども店長ならぬ…

2010年06月05日 16時36分25秒 | バス運転士

連日のバスレーンくねくね路線… 毎度のことながらバスは遅れて… 私の心は渇き気味… そんな中、あるバス停で親子連れが降りたのだが、男の子から「お疲れ様!」と声を掛けられたのである。

まったく予想外の言葉に、私の方が言葉を失ってしまった(もちろん、他の乗客に対するのと同じ流れで「ありがとうございました」だけは言ったけれど…)。それだけでなく、ずっと“降車完了→即発車”という動作を繰り返していた私の手足は、そこでも同じように“すぐに扉を閉めて発車してしまった”のである。

が、バスはまだ動き出したばかり… そこで、すぐに車外スピーカーにスイッチを切り替えて、改めて「ありがとう!」と言った。しかし私は「聞こえたかな?」と不安だったので、左ミラーをチラッと見たところ… その男の子は手を振っていた。ありがとう、こども上司!