連日のバスレーンくねくね路線… 毎度のことながらバスは遅れて… 私の心は渇き気味… そんな中、あるバス停で親子連れが降りたのだが、男の子から「お疲れ様!」と声を掛けられたのである。
まったく予想外の言葉に、私の方が言葉を失ってしまった(もちろん、他の乗客に対するのと同じ流れで「ありがとうございました」だけは言ったけれど…)。それだけでなく、ずっと“降車完了→即発車”という動作を繰り返していた私の手足は、そこでも同じように“すぐに扉を閉めて発車してしまった”のである。
が、バスはまだ動き出したばかり… そこで、すぐに車外スピーカーにスイッチを切り替えて、改めて「ありがとう!」と言った。しかし私は「聞こえたかな?」と不安だったので、左ミラーをチラッと見たところ… その男の子は手を振っていた。ありがとう、こども上司!