先日、○○停に一人の若い男性が立っていた。私のバスは、そこから3つ先の△△停が終点である。また、○○停には、△△停まで私のバスとまったく同じ道を通って行き、終点はまだまだ先の☆☆方面というバスも来る。
私はとても不安に思ったので、大きな声で「△△行きです!」と言ったけれど… それが耳に入ったのか入らなかったのか、彼は「××四丁目に行きたいんですけど…」と言った。
私が「ん? そんなバス停はないし… ついさっき、バスは××三丁目を過ぎたばかりじゃないか! ということは…???」と考えていると、彼は「あ、☆☆四丁目の間違いです」と言い直した。
私が「それなら…」と言いながら左手で“ブロック”するのも間に合わず、彼は「チャリンチャリ~ン!」と運賃箱へ200ポイントシュートを決めてしまった… あぁ… 見事なフェイントに、私は口約通りポケットから200ポイントを失った…