右車線に並んでいる信号待ちの車列… 私のバスは左車線を進んで行った。すると、あるマイカーの助手席の窓が開いていて、一人の女の子(推定3~4歳)が外を見ているのに気が付いた。
風景を眺めていた彼女の目の前に私のバスがド~ンと… そして、そのままバスは止まった。が、その時の私のバスの側面には“イベント時に子供たちが描いた絵”がびっしりと… 彼女は少し驚きながらも、それらの絵を眺めていた。
私は「利発そうな子だなぁ… どんな感想を持っただろうか?」と思いながら、右のミラー越しに彼女を見ていた。すると突然、右手で鼻の穴をホジホジ… 大きく口を開けてパクッ… ウソウソウソ! アクビをした。両腕を目一杯に伸ばして気持ち良さそうに… 残念ながら、彼女のハートに訴えるものはなかったようで…