バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

喋らなくていいのに…

2010年09月12日 14時50分33秒 | バス運転士
入社してから早何年… 未だによく忘れてしまうことがある。それは、運賃箱の“休日(昼間)設定”である。勤務サイクルの影響で、曜日感覚がなくなるのも理由の一つになるかもしれないが、それはみんな同じだからねぇ…


ちゃんと覚えていれば、朝のバス点検時に設定してしまうのだが… 私は忘れてしまうことが多い。そして、乗客が運賃箱に“休日(昼間)専用カード”を入れ、「ピィーッ!」とエラー音が鳴って初めて気が付くという… まったくボケである。


昨秋まで乗っていた完全弊社のバスでは、運賃箱の休日(昼間)設定が“小さなツマミ(スイッチ)の上下”だけで済んだので、「あ、すいません」と言っているうちに設定を変更することができた。


しかし、今乗っている半弊社のバスでは、ボタンを何度も押して操作しないと変更できない。だから、以前は1秒あれば対応できたのに、今は5~6秒かかってしまう。


また、たまたま休日(昼間)専用カードの乗客がないまま走り出し、信号待ちなどで「また設定を忘れてる!」と自分で気が付くこともある。そんな時、こっそり設定しようと思うのだが…


今の運賃箱は「昼間割引を設定します」とか「終日に設定しました」とか… いちいち喋りやがるのだ。なぁ、もう少し運転士に気を遣ってくれてもいいだろうに… って、機械に言っても仕方がないか…