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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

通勤ラッシュの万爆

2010年11月05日 13時16分40秒 | バス運転士
毎度おなじみ、某駅行きのバスが2~3分間隔で出ている朝の某住宅地… 発車15秒前、後方から一人の男性が走って来るのがミラーに映った。私はそれを見ながら「時間ちょうどに発車できそうだなぁ~」と思っていた。


しかし、それが甘かった… 彼はバスに飛び乗ってから千円札を出して「一日券(850円)ください」と… 運転士を××すにゃ刃物はいらぬ、その一言があれば良い… 私は仮死状態になった…


そして、その男性にカードと釣り銭を手渡しているうちに、また一人また一人と… 結局、1分遅れの発車となってしまった。


さらに途中のバス停では、スーツ姿の男性が「お釣り、いいですか?」と言いながら“万爆(一万円札爆撃)”を仕掛けてきた。既に仮死状態だった私は、慌てることなく普通に応対できたのだが… 背後には“3分後のバス”が止まっていた。


会社から預かっている“紙幣(釣り銭用)”は千円札10枚だけなので、半爆(五千円札爆撃)ならば二度まで耐えられるが、万爆ではたった一撃で後がなくなってしまうのである。


だから、自分の所持金に余裕がある時は、なるべく千円札を多く持ち歩くようにしている。いつでもどこでも、すぐに両替ができるように… もちろん“合コン”の時も…