バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

もしも無線が使えたら…

2010年11月26日 22時17分26秒 | バス運転士

そして昨日の朝、「完全弊社のように無線を使えれば良かったのに…」と思えることがあった。

私の運行カードには、同じ乗り場から4分早く発車するバスの行き先と時刻が書いてあった。そのバスはそこが始発ではないので、“少し遅れて来るかもしれないから、慌てて乗り場に着けないように!”という意味である。

私が待機場所に止めたバスの中から見ていると、そのバスはほぼ時刻通りにやってきて、20秒程度の遅れで発車した。しかし、乗り場にはまだ多くの乗客が待っていたので、私は「先発バスも行ったことだし、もう発車まで3分を切ったことだし…」と思ってバスを乗り場へ着けた。

ところが、私のバスに乗ったのは10名程度で、他の人たちはそのまま動かずに立っていた。そして、私が何か思うより先に、背後にバスの影が迫ってきたのであった… 私は「ゲゲッ… バスが来たけど… 何分なんだろう? ターミナル内をグルッと回った方がいいのかな? でも、運行カードに書いてないのだから、私のバスよりも後発に違いない」と思って、そのまま更に1分以上待って定刻発車したのだが…

完全弊社では、このような状況になった場合、すぐに無線で「何分発ですか? それじゃ、回ってきます」などと言えたのに… また、半弊社は“運賃先払い”なので、運転士がバスを降りて聞きに行くことも出来ないし… ♪もしもぉ~無線がぁ~使えたらぁ~