まだまだ始まったばかり

朝の通勤時間帯、さすがにＩＣカード利用者も多く見られるようになった。とはいえ、私のバスの乗客で判断する限り、まだまだ全体の一割程度か…


一人の男性が財布をタッチすると、“初エラー音”が鳴って「枚数超過～」というようなメッセージが出た。が、彼はそのまま行こうとしたので、すぐに呼び止めて「すいません、カードが重なっているような…」と半信半疑の私…　すると彼は財布から一枚のカードを出してタッチ、めでたく精算完了した。


その後、ある女性が乗ってくるなり「２０００円の“磁気カード”を下さい」と言ったので、私は「今はもう磁気カードを販売してなくて…　“ＩＣカード”になりますが…」と言った。すると彼女は「あぁ…」と言いながら迷ったような感じだったけれど、現金で２００円を払った。


まだしばらくは、慣れない者同士の応対が続く…