バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

ICカード導入初日だったけど…

2011年02月11日 23時12分29秒 | バス運転士

予想通り… うっかり“販売用ICカードの入ったカバン”を運賃箱の上に置いてしまった… が、「複数のカードを同時に置いても反応しない」ということで助かった。ちなみに、導入初日の私の売上枚数はゼロ… まぁ、それなりの路線を走っていたから…

「ICカードの導入により、運転士の負担軽減にもなる」と聞いたような気がする。しかし、今日も「土日切符」「土日切符」の連続、発車時刻ギリギリに駆け込み乗車して「土日切符」、扉を閉めて少し動き出したところへ走ってきて「土日切符」… 一日乗車券類がそのまま残っているので、負担はまったく軽減されていない。それどころか、ICカードへの金額積み増しなどの新たな“お仕事”が加わってしまったし…

また、「IC定期券は機械にタッチしてもらう」ことになっているので、一人の乗客が積み増しなどをやっていたらタッチできずに後ろで待つしかないのだが… 実際には、その横を定期券の乗客がタッチせずにスイスイと通り抜けて行くだろうなぁ~! だからと言って… 特に、降車時精算のバスレーンくねくね路線で「タッチして…」などと呼び止めようものならば、「俺は(地下鉄への乗り継ぎで)急いどるんだ!」と怒らせてしまうに違いない。

そもそも… 電車&駅で言うところの“運転士&車掌&改札&窓口業務”を、バスの運転士は一人でやっているようなものなので… それを“運行途中”でやることに無理があり、いくら「慌てるな」と言われても時間は気になるし… 「急げ!」「慌てるな!」「早くしろ!」「焦るな!」… 自分の中でグルグル回り… 気が付けば「もういいわい!」と“いじけるジャイアン”になっている私でありました。