日没後のバスレーンくねくね路線… 市内中心部へ向かうバスには“夜のオーラをまとった女性”が乗ることもある。もっとも、その“オーラの種類”も様々で… 高貴なオーラの方もいれば、まぁ… それなりの… 適度なオーラの人もいる。
某バスターミナルを出発する時に5名が乗車して、内2名の“適度なオーラ”をまとった若い女性が“助手席”と“背後席”に座った。そして「(発車まで)まだ3分もあるんだね」「うん、7時には着けるね」「余裕だね」と2人の会話が始まった。
その後「(携帯音楽プレーヤーの)音がえらい漏れとるよ」「うん、小さくするわ」などと会話を続けていたが、プレーヤーをセットしていた女性の返事が徐々にテキトーになっていた… それに気付いたもう一人の女性が「それじゃ、またね」と言い、プレーヤー女も「またね」と言った… まだバスに乗ったばかりで、これからしばらく一緒にいるのに… そこで“サヨナラ”の挨拶をするのか!? オジサンには理解できない世界…
だから、私はてっきり「どちらか一人が先に降りるのだろう」と思っていたのだが… 終点の一つ手前で一緒に降りて、二人並んで歩いて行った… さっきの「またね」というのは、“バスに乗っている間は個々に時間を過ごそう”という意味だったのか!? うむむむむぅ…