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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

バアサンの一言、オッサンの一言

2014年06月12日 22時06分57秒 | バス運転士
今日の午後、某地区巡回バスもどき“Sサイズ”を走っていた。そして、1~2分遅れで途中の××駅停に接近… しかし、左右の歩道上を歩いている人や立っている人はいたものの、バス停付近には誰もいなかったので、私はアクセルペダルを緩めつつ、周囲を確認しながら「●●駅停、通過します」と言った…

私は、バス停発車直後や通過時に「本当に大丈夫だよな? うん、大丈夫!」と自分を納得させるために、左ミラーを見る癖があるのだが… なんと今回は、日傘を振り回しながら走って来るお婆さんの姿が映っていたのである。いつもは何も映らず安心していたのだが、まさかの展開であった。

すでにバス停を20~30m過ぎていたけれど… 私はバスを止め、前扉を開けてお婆さんを待った。すると、お婆さんは日傘を畳みながらバスに乗り込み、「ちょっと暑かったもんで、日陰に立っとったら…」と言っただけだった。「たら…」の続きは何だろう? 「バスに置いて行かれた」ってか!? はいはい、どうせ私は悪者ですよ。フン!

そういえば先日の朝、市内中心部へ向かっている途中… あるバス停を定時に発車したのだが、すぐ目の前の信号が赤になり、バスの前に割り込んだマイカーが止まり… 私のバスも、バス停から10mくらい動いただけで止まってしまった。

そこへ、前方の横断歩道を右から左へ渡って来た一人のスーツ男(推定40代)が前扉の外までやって来て「乗せてほしい」と意思表示をしたので、私は前扉を開けたのだが… オッサンは時計を見て「(時間)ピッタリだなぁ~」と独り言のように言いながら乗り込み、私の方には目もくれず席に着いたのだった。ふ~ん… 次回は“お客様が慌てなくても済むように”遅れて行きますね。ハハハ…