バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

お年寄りは、心臓に悪い!?

2014年06月17日 23時34分54秒 | バス運転士
午前中の某地区巡回バス… 乗客10人くらいで走っていた時、降車ブザーが鳴ったので○○住宅停で止まった。そして、2人のお婆さんが降りたので、中扉を閉めるために扉開閉レバーを操作しようとした… その時!

今、降りたばかりのお婆さんの内の1人がクルッと向きを変えて、中扉の内側にある金属製の手すり(握り棒)を掴んだのである。私の右手はピクピクッと… 危うく中扉でお婆さんの腕を殴打するところだった。

バスが超満員の時は、降りる人の通り道を開けるために“とりあえず降りる人”がいるので、そういうことも想定しているけれど… ちょっとビックリした。結局、そのお婆さんは、降りるバス停を間違えたようで、そこから3つ先の○○住宅“北”停で降りて行った…

また、某駅を出てすぐのスクランブル交差点で… 私は右折するため、対向車が途切れるのを待っていた。しかし、対向車の流れがビミョーに遅いというか、ビミョーな車間距離で来るというか… 私は「対向車が途切れる前に、信号の方が変わりそう…」と思って、ブレーキペダルからアクセルペダルへ踏み換えようとした… その時!

車内ミラーに、席を立つお婆さんの姿が映ったのである。そして「ピィー!」と… そう、通路の反対側にある降車ボタンを押したのだった。きっと、自分の座席の近くにあるボタンを見つけられなかったのだろうが… ちょっとビックリした。

もしも… ほんの少しタイミングがズレていたら、私の神経は車外の安全確認に集中していて… お婆さんに気付かず発進、転倒させていたかもしれない。仮に、気付いて発進しなかったとしても… スクランブル交差点の真ん中で立ち往生… それも勘弁してもらいたいなぁ~

多分、周囲の人は「ボケな運転士だなぁ~ 何をとろくさいことやっとるんだ」と思うだろうから… あ、いや… 私がボケであることは認めますが、そうじゃない場合もあるので… あ、まぁ… 100回に1回のことを言ってもしょうがないか! ハハハ…