バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

朝の超満員の影響か… またも“バス昼夢”

2014年06月25日 21時59分36秒 | バス運転士
今朝8時半頃の某総合駅発… バス乗り場に立っている“委託元の係員さん”が「お願いだから、順番に奥へ詰めてねぇ~」と、とても熱心に乗車を手伝ってくれて… 前扉も中扉も「閉まる? 閉まらない?」という状態になってしまった。気が付けば、発車時刻を2分以上も過ぎていた…

一つ目のバス停に一人の乗客が立っていたけれど、前扉を開けたくても開かず…(開いたとしても乗れないが…) しかし、中扉が開いたので、私は両手でカードの形を示しながら、車外スピーカーを通して「後で精算して下さい」と伝え、中扉から乗ってもらった。

二つ目のバス停へ向かっている時に降車ブザーが鳴り、バス停には一人の乗客が立っていた。とりあえず私は中扉を開けて一人が降り… その時! 運転席の斜め後ろから「前から降りたいんですけど!」と言う声が聞こえたのである。

もちろん、前扉がスンナリ開く状態であれば、言われなくてもそうしているのだが… 私は「前扉が開く状態まで導くよりも、中扉付近の人たちに降りてもらう方が早いだろう」と思って「前扉が開かないので、何とか中扉から降りていただけますか?」&「降りられる方がいらっしゃるので、ご協力ください」と言ってから、バスを待っていた人には中扉から乗ってもらった。

次のバス停では、大勢のビジネスマン&学生くんが降りて、4~5人が乗ったのだが… その時点で既に9分以上の遅れとなっていた。次のバス停でも大勢の学生くんが降り、その次のバス停でも大勢の学生さんが降り… そこで車内はガラガラになったのだが、結局、最後まで遅れっ放しで… 終点の三つ手前のバス停で待っていたお爺さんから「こんなに遅れるもんなんか…」と言われてしまった…。。。

そんなことがあったせいか、昼寝休憩ではまたしても“バスの夢”を見てしまったのである。場所は変則信号の交差点… 私が先頭で信号待ちをしていたら、反対側の信号だけが青になり、対向車の軽自動車が発進して… なぜか、バスのバンパー右角ギリギリをかすめて走り去った。

私が「当たったか?」と思う間もなく、別の軽自動車がまたもやバンパー右角に… 今度は明らかに当たったと分かったので、私は乗客に事情を説明してからバスを降りて、営業所へ電話をしながら傷付いたバンパーを見ていた…

すると、今度はバスの正面に一台の軽自動車が突っ込んできて、車体のほとんどがバスの下へ入り込んでしまったのである。私は「えっ…!? なにっ…??? あっ… そうだ! 乗っている人を助けなきゃ… でも、こんな状態じゃ… どうすればのか…」と途方に暮れていた。

そこへ、小さな子供を抱いたお母さんがやって来て、「突っ込む前に、車から飛び降りたから助かったんですよぉ~」と言ったので、私は「あぁ~ 良かった」と思ったのだった…。。。しかしまぁ、こんな頻繁にバスの夢を… どうせ夢なんだから、もうちょっと楽しい夢を見たいなぁ~(はいはい、バス車内で美女と二人っきり… とか言うんだろ! このオッサンは…)