二枚の紙切れ

先日の夕方、某駅で乗った生徒さんが「朝、２枚いっしょに引かれてしまって…　駅の人から“これを運転士さんに見せて下さい”と言われたんですけど…」と言いながら、私に２枚の“紙切れ”を手渡したのだが…　これがまた“老眼泣かせ”の小さな文字で…


彼女の話の内容から、それらは「２枚のＩＣカードの使用履歴だろう」と推測できたのだが、そのままでは読めなかった私は近視矯正用メガネをズリ下げた。そして、それぞれの一番下の行を見てみると、どちらも２１０円が引かれていて、時刻は“７：３３”と“７：３６”であった。


その時、私の頭の中には様々なことが浮かんできたのだが、「まぁ、細かいことは駅で話して解決済みだろう」と思って「はい、分かりました。どうぞ～」と言って乗ってもらった。それはそうと…　なぜ、現金精算するカードを２枚も持っているんだろうと疑問に思った。


まぁ、それもいろんな場合が考えられるのだが…　“疑い深い男性２人”と付き合っていて、２枚を使い分けてるとか！？　ハハハ…（こらこら！　そういうオマエは“仕事中、ウッカリ売り物に「ピピッ」と傷を付けて…　２枚のカードを持っとるだろうがぁ～！）