松井、某大手カー用品専門店へ行く

マイカーのエンジンオイルを交換してもらうために、某大手カー用品専門店へ行った。これまでは昔から付き合いのある整備工場で点検の時にやってもらっていたのだが、「一度、カー用品専門店でやってもらおう」と思ったのだ。「平日だからすぐにやってもらえるだろう」と思っていたのだが、そんな甘い話はなかった。

何も分からない私は、迷わずレジのお姉さんに「オイル交換をお願いしたいのですが…」と話し掛けた。すると、「車種は何ですか？」「年式は分かりますか？」「排気量は…？？？」と、次々と質問を浴びせられてしまった。車に無関心な私は、車種しか答えられず…　「え～っと…　車検証を持ってきます」と言ってマイカーへ取りに行った。

レジへ戻ってきてからは、車検証を見ながら余計な話をして…　もちろん、オイル交換の話も進めたのだが…　その中で「どんな走り方をしますか？」みたいな質問をされて驚いた。私が答えに困っていると、「エンジンの回転数を上げてブイブイ走るとか…」と言われたので、「いや…　高速道路も走らず、ほとんど通勤だけなので…　そんなにブイブイ走らないです」と答えた。どうやら、走り方によって“粘り気”の違うオイルを使うらしい。

それで話は終わりかと思っていたら、「エンジンオイルに“何か（忘れた！）”を加えてどーのこーの…」と言われ…　私は、途中から何を言われているのか分からなくなってしまったけれど、「じゃ、それもお願いします」と答えてしまった。結局、作業代を含めて６０００円以上…　オイル交換の順番待ちに３０分、作業が始まってからも３０分…　帰る時には、最初にレジへ行ってから１時間以上が経っていた。

オイル交換が終わるのを待っている間、私は店内をウロウロしていたのだが…　こういう場所にほとんど来たことがない私は、陳列されている“見慣れないモノたち”を眺めながら、「なんじゃこりゃ？」を連発していた。そして、商品名を見て「なるほど、そういうモノなのか！？」と推測したり、実際に使われている状態の写真を見て「あぁ、そうやって使うのか！」と納得したりしていた。

そんな私でも、２つだけ「買ってもいいかな？」と思ったモノがあり、その１つは“電波時計”である。マイカーで走っていて、乗降客がなさそうなのにバス停で止まっているバスに追い付いた時…　「時間調整停車なのか？　それならば００秒に発進するはず！」となり、もしも“何分５０秒くらい”だったら「待つか」となるし…　“何分３０秒くらい”だったら「追い越すか」となるし…　でも、そんなことのために２０００円も出す気にはなれず買わなかった。

もう１つは“ドアミラーに貼り付ける小さな補助ミラー”である。実は私…　縦長のサイドミラーが付いているバスに乗ってばかりの生活が続いているせいなのか…　単なる年のせいなのか…　最近、特に…　ミラーを見ながらでないと“白線に沿って真っ直ぐ止められなくなっている”のだ。が、「ま、いっか」と思い直して買わなかった。なぜならば、ミラーを見ながらでも少し斜めになったりすることを思い出したからである。（おいおい、オマエの脳ミソは歪んどるんじゃないのか！？　やっぱり脳ドックへ…　いや、昨夜のテレビ番組に出ていた“人の体の悪いところが分かる女性”に見てもらったらどうだ？　そこで、開口一番「性格が…」って言われるかもな。ハハハ…）