再考？ 支援システム

つい先日、“直進しなければならない交差点で、前を走っていた他系統バスに続いて左折してしまった”という運行ミスが発生…　それがまた、“最新式の運行支援システム（分岐点における矢印表示＆音声ガイド付き！）”を搭載しているバスだったという話で…　いろんな意味で衝撃的だった。そういう私も、ここに書いたような“アブナイ経験”を何度かしているのだが…　“思い込み”とは恐ろしいものである。

また、このシステムが導入される以前から、経路誤認が多い交差点における注意喚起策として、運転カードに直進や左折などの矢印が印刷されているのだが…　ある時、左折するべき交差点を直進してしまった運転士さんが「（運転カードを）そんなに見てない」と言っていた。それは、自信をがあるからこそ起こるミスなのかも…（自分を信用できないボケ松井は、いつになったら自信を持って運転できるんだぁ～？？？）

そうなると、運行支援システムの画面に表示される矢印も意味がなく…　「目（矢印）がダメなら耳（音声）に期待！」と言いたいところだが、それを流すタイミングが難しい。早すぎてもダメ、遅すぎてもダメ…　どんなに熟考に熟考を重ねて音声ガイドを作ったとしても、交通の流れや信号の色によって、簡単にタイミングがズレてしまうに違いない。

う～む、一度でダメなら…　ということで、例えば！　ある交差点を左折する場合…　運転士がウインカーを出すまで「左折です」「左折だよぉ～」「左折だってばさぁ！」「おい！　左折だって言っとるだろう！」と言い続け…　さらに、ハンドルを切って曲がり終わるまで「左折です、左折です、左折ですぅ～！」と言い続けるとか…（乗客から「うるさい！」と苦情が来たりして！？）

もちろん、直進の場合は「直進です」と言い続け、もしもウインカーを出したりハンドルを切り始めたりしたら「こら！　曲がるんじゃねぇ～！」と言うようにするとか…　でも、やっぱり…　機械なんかよりも人間…　美人ナビゲーターを雇うのが一番の解決策かもね。ハハハ…（ふん！　どうせ「今晩、食事でもどう？」なんて話し掛けたりして、結局は経路誤認するのがオチだな。ハハハ…）