初めてガン見した評価シート

今日は休みを取っていたので、「朝はのんびりぃ～！」と思っていたのだが、我が家のお年寄りが早起きしてしまい、その物音で目が覚めた私は「まぁ、これもアレだ…　試験に向けた勉強でもするかぁ～」と思った。そして、社則本をパラパラと見ていた時…　「あぁ、こんな評価シートがあるんだよなぁ～」と、ページをめくっていた手を止めた。

昨年も、その評価シートを見たことは見たのだが…　あくまでもチラ見であって、今日のようにガン見したのは初めてだった。私が該当する運転士４～６級シートには、運転・接客・協調性・積極性などの１０項目があり、各項目が５段階評価になっている。

例えば、「アイドリングストップや適正な回転数を心掛けている」とか…（回転数オーバーが多過ぎる！）　「運転技術の向上、知識の習得に熱心である」とか…（たまにエンストするし…　他系統のバスにも詳しくないし…）　「上司の指示をよく理解し、それに従っている」とか…（ハハハ…　笑うしかないよなぁ～！）

実は、その評価シートの一番上には、ただ「第三者による評価」とだけ書かれている項目があるのだが…　そう、モニター採点シートによる評価である。さらに、各項目の評価ウエイトが何パーセントなのかも示されているのだが…　なんと、その「第三者による評価」が４０パーセントも占めている…　野球未経験の人間がプロ野球の審判をやり、選手の年俸の４割を左右しているのだ。

ま、逆に言えば…　余計なことを考えず、私（悪い見本）のように“アホな決意”をしなければいいだけのことである。そうしていれば私も…　もっと早く昇級して、もっと早く受験して、もっと早く合格して、もっと早く出世して…　今頃は、運転士に対して「おまえら、誰の御蔭で飯を食えると思っとるんだぁ～！」「そんなこと、俺の耳に入れるんじゃねぇ！　俺が責任を取らされるだろうがぁ～！」なんて怒鳴ってたりして！？　ギャハハ…