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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

見覚えのある落とし物

2017年04月16日 18時39分16秒 | バス運転士
今日の前半は某地区(街中)巡回バスを担当… 日曜日なので交通量が少なく、何度も時間調整停車をしながらの運行となった。その一つ、某病院前停でのこと… 発車時刻になり、私はキョロキョロと周囲を確認しながら「お待たせしました。発車します」と言い、前扉を閉めて発進…

その時! 左前方の路肩に落ちている“赤いもの”を発見… 「ありゃなんだ? 見たことがあるような…」と思いながらブォ〜ンと加速… 「あっ! 我々がやっている巡回バスの“マグネット式ステッカー”ではないか!」と気が付いた私はバスを止め、「すいません、他のバスの落とし物を拾ってきます」と言ってバスを降りた。

マグネット式ステッカーを拾って運転席に戻った私は、一瞬「これも異常時なのか? すぐに営業所へ連絡しなきゃいけないのか?」と迷ったけれど、「そんな“内輪もめ”のような出来事で運行を止める必要はないだろう」と判断、すぐに運行を再開したのだった…(もちろん、終点に到着してから営業所へ連絡した)

某病院前停を発車して数分後、片側一車線の道路を走行中… センターラインよりも少しコチラ側へ入った辺りに“バレーボール大の黒っぽいゴミ袋”が落ちているのを発見… と思ったら、それは一羽のハトだった。私のバスが接近しても、すぐ横を通過しても、微動だにせず… しっかりと二本の足で立っていたので、生きていたと思うのだが… ん? 未来から送られてきたターミネーハトじゃないかって!? そう言われれば、アスファルトが凹んでバチバチと音を…(ウソつけ!)