バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

僅か2か月で再び…

2017年08月08日 22時16分33秒 | バス運転士
今日の勤務は、前半が朝6時から8時48分まで… 後半は昼12時53分から夜7時13分の予定だった。前半の乗務を終えて、まずは早目の昼寝… 午前11時過ぎに起きて、食堂で“夏の特別ランチ・うなたま丼”を食べた。その後、スマホを使って今日のブログの下書きをしようと思っていたのだが、内容がまとまらずに苦戦… 結局、文章がバラバラのまま乗務後半に突入した。

その一本目、A駅経由B駅行きでのこと… 歩道を走っている男子生徒くんの自転車と抜きつ抜かれつを繰り返しながら、あるバス停に接近… 運行支援システムが「ピンポンピンポ~ン! 奥のバス停に着停です」と教えてくれて… これまでに何度か“手前のバス停と奥のバス停を間違えそうになったことがある”私は、しっかりと画面を見て「奥だな、奥!」と確認した。

続いて、降車ランプを見て降車客の有無を確認… 次に、前方のバス停を見て乗車客の有無を確認… と、その時! すっかり忘れていた自転車が、歩道から車道へ飛び出したのである。「うわっ!」とハンドルを右へ切る私… 「ガシャ!」という異音… 一瞬、バランスを崩したけれど転倒せず、こちらを振り向くことなく走り去る自転車… どうしていいのか分からなかった私は、そのまま奥のバス停で止まって扉を開けた。

すぐにカバンから“スマホ”を取り出し、「すいません、営業所へ連絡をさせていただきます」とお客様に断ってから電話を… え~っと… まずは、これを押して… う~む… 電話番号は… これだったっけ… と悩みながら通話を開始した。その時の乗客2~3名の内、1名の男性(推定アラフォー)が「なんなんだ! あの自転車は~! ちょっと、俺、捕まえてきたるわ! 発車せんといてよ!」と言って走って行った… が、逃げられてしまったようだ。

私が電話口の上司に状況を説明すると、「運行を続けて下さい」と言われたので、ホッとしながら運行再開… その直後は5分以上遅れていたが、途中からは1分程度の遅れに回復していた。終点B駅で再び営業所へ電話… 「後半3往復の内、2往復目の時間を使って警察署へ行って下さい」ということになった。ところが、警察署へ行った後に営業所へ戻ったら「今日の乗務は終了、提出書類を書いて下さい」となってしまった。(バンパー左前部分に、水平な一本の傷があり… そこに自転車のペダルが当たったと思われる)

その後、上司2人と今回の事故について話し合いをして、「明日は、先生運転士と一緒に乗務して…」ということになった。ところが、その上の上司も加わって3人の上司と話し合いをしていたら… 私の「自信がない」発言から一転、「辞めるか、続けるか」という雰囲気になってしまい… 言葉が出てこなくなった私は「明日一日、考えさせて下さい」と言うのが精一杯だった。

帰宅後、ある親戚筋に電話を掛けて相談したところ… 「今は冷静さを欠いているようだから… 今日の明日で結論を出すのは難しいだろう。勤務の関係で“明日からどうします”と言うのが無理ならば、もう一週間くらい休みをもらっておいて、3~4日後に結論を出すというのはどうだろう?」と言われた。確か… 3人目の上司もそんなことを言っていたけれど… 明日の夕方までに営業所へ電話… です。