朝、片側二車線の道路にあるバス停を発車した時… 右車線には、途切れることがない後続車が… 左車線には、遥か後方から接近しつつある観光バスがいることに気が付いた。私は「次のバス停で止まっている間に、観光バスは私のバスを追い抜いて前に入るだろう。私はその先の交差点を左折するから、その方が安心だ」と思った。
そして、次のバス停で乗車客扱いをしていたところ… 数十メートル先にある交差点の信号が赤に変わり、次々と停止する右車線を走ってきた車たち… 当然、がら空きの左車線にも多くの車が流れ込むだろうと思っていたのだが… なぜか、左車線には2台しか入らず… 問題の観光バスは、私のバスの右斜め前で止まってしまった。
私は「えぇ~!? そこ(右車線の10台目くらい)で止まるのかぁ… こんなに私の前を空けておくわけにはいかないし… 観光バスが交差点へ来る前に左折しよう」と思って左車線の3台目まで進んだのだが… その時、対向右折レーンに他系統バスが止まっていることに気が付いた。そのバスは、その交差点から3区間だけ、私のバスと同じバス停を使うので、本当は先に行ってもらいたかったのだが… 片側二車線の道路で右折車に譲るのは難しかった。
信号が青になり… 仕方がないので、私は他系統バスよりも先に… 観光バスが来る前に左折して、1つ目のバス停を通過… 小さな交差点を過ぎてすぐにある2つ目のバス停で40~50秒の時間調整停車をすることになってしまったので、私は「他系統バス… まだ来るなよぉ~」と祈りながら右ミラーで後方を凝視… 交差点の信号が赤に変わるのを確認… しばらくして姿を現したバスが、交差点の向こう側で止まるのも確認した。
私は運行画面のデジタル時計と後方の信号を交互に見ながら、「55秒… まだ赤… 56秒… もうすぐ発車時刻…」と無言で呟きながら、後方で止まっているバスをチラ見… 「57秒… 信号が青に… 58秒… もうすぐ発車… 59秒… バスが動き出したぁ~ 00秒… よし!」と発車時刻になったことを確認するや否や、前扉を閉めて右ウインカーを出して発進…
と、その時! 右後方で「キキッ」というブレーキ音が聞こえたので、私はビックリした。と、同時に右ミラーを見ると、他系統バスが大きく映っていたので、私は「えっ!? まさか、ここで追い抜こうとしたのか???」と二度ビックリ… と、次の瞬間! 私は気が付いた。そのバスは他系統バスではなく、ウチの営業所から来た回送バスであるということに…!!!
しばらく動かない2台のバス… 結局、私が先に発進して、後から回送バスがやって来て… 次のバス停で私が止まっている間に、回送バスが追い抜いて行き… その時、私が「ごめんねぇ~」と手を挙げたのだが… その運転士さんは、余裕がなかったのか? 怒っていたのか? いや、多分… 規則を守る人なのだろう。私は完全に無視された格好となってしまった。そこで、サッと左手だけ挙げてくれれば、私もホッとしたのだが… あぁ、会社の規則が憎い…
モヤモヤ気分で終点・某駅に到着… 次の発車まで時間がなかったので、私は降車停から直に乗り場の方へ移動… 乗り場に止まっているバスの後ろで止まった。すると、なんと! それは、さっきの運転士さんのバスだったのである。すぐに時刻を確認… 「まだ(そのバスの発車まで)1分くらいある!」と思った私はバスから降り、運転士さんのところへ… そして「さっきはゴメンね!」と言いながらギュッと抱きしめ、熱いくちづ… せえへん、せえへん! あぁ、ウチにも可愛い女性ドライバーがいたらなぁ~(ナニ!? 女性がいたらどうするんだよ! そんなことするのか? どうしても臭い飯を食いたいらしいなぁ~ ハハハ…)
そして、次のバス停で乗車客扱いをしていたところ… 数十メートル先にある交差点の信号が赤に変わり、次々と停止する右車線を走ってきた車たち… 当然、がら空きの左車線にも多くの車が流れ込むだろうと思っていたのだが… なぜか、左車線には2台しか入らず… 問題の観光バスは、私のバスの右斜め前で止まってしまった。
私は「えぇ~!? そこ(右車線の10台目くらい)で止まるのかぁ… こんなに私の前を空けておくわけにはいかないし… 観光バスが交差点へ来る前に左折しよう」と思って左車線の3台目まで進んだのだが… その時、対向右折レーンに他系統バスが止まっていることに気が付いた。そのバスは、その交差点から3区間だけ、私のバスと同じバス停を使うので、本当は先に行ってもらいたかったのだが… 片側二車線の道路で右折車に譲るのは難しかった。
信号が青になり… 仕方がないので、私は他系統バスよりも先に… 観光バスが来る前に左折して、1つ目のバス停を通過… 小さな交差点を過ぎてすぐにある2つ目のバス停で40~50秒の時間調整停車をすることになってしまったので、私は「他系統バス… まだ来るなよぉ~」と祈りながら右ミラーで後方を凝視… 交差点の信号が赤に変わるのを確認… しばらくして姿を現したバスが、交差点の向こう側で止まるのも確認した。
私は運行画面のデジタル時計と後方の信号を交互に見ながら、「55秒… まだ赤… 56秒… もうすぐ発車時刻…」と無言で呟きながら、後方で止まっているバスをチラ見… 「57秒… 信号が青に… 58秒… もうすぐ発車… 59秒… バスが動き出したぁ~ 00秒… よし!」と発車時刻になったことを確認するや否や、前扉を閉めて右ウインカーを出して発進…
と、その時! 右後方で「キキッ」というブレーキ音が聞こえたので、私はビックリした。と、同時に右ミラーを見ると、他系統バスが大きく映っていたので、私は「えっ!? まさか、ここで追い抜こうとしたのか???」と二度ビックリ… と、次の瞬間! 私は気が付いた。そのバスは他系統バスではなく、ウチの営業所から来た回送バスであるということに…!!!
しばらく動かない2台のバス… 結局、私が先に発進して、後から回送バスがやって来て… 次のバス停で私が止まっている間に、回送バスが追い抜いて行き… その時、私が「ごめんねぇ~」と手を挙げたのだが… その運転士さんは、余裕がなかったのか? 怒っていたのか? いや、多分… 規則を守る人なのだろう。私は完全に無視された格好となってしまった。そこで、サッと左手だけ挙げてくれれば、私もホッとしたのだが… あぁ、会社の規則が憎い…
モヤモヤ気分で終点・某駅に到着… 次の発車まで時間がなかったので、私は降車停から直に乗り場の方へ移動… 乗り場に止まっているバスの後ろで止まった。すると、なんと! それは、さっきの運転士さんのバスだったのである。すぐに時刻を確認… 「まだ(そのバスの発車まで)1分くらいある!」と思った私はバスから降り、運転士さんのところへ… そして「さっきはゴメンね!」と言いながらギュッと抱きしめ、熱いくちづ… せえへん、せえへん! あぁ、ウチにも可愛い女性ドライバーがいたらなぁ~(ナニ!? 女性がいたらどうするんだよ! そんなことするのか? どうしても臭い飯を食いたいらしいなぁ~ ハハハ…)