バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

変身するのもいいけれど…

2011年02月23日 21時53分11秒 | バス運転士

●私のバスの“助手席”に一人の女性が座った。走り出してしばらくすると「ドサッ」という音が聞こえた。私は「何か白っぽい袋のようなものが通路に落ちた」とは分かったけれど、運転中だったのでしっかりと見ることは出来なかった。

次のバス停で乗ってきた人たちは、その白いモノを避けながら車内後方へ… 何番目かに乗ってきたおばさんが、それを拾い上げて助手席の女の足元に置いた。二人とも無言の妙な空気が流れ… そこで助手席の女を見ると、化けている真っ最中だったのだ。

おばさんは「邪魔なモノをそのまま放置して、化粧なんかしてるんじゃない!」と思ったに違いない… 助手席の自己チュー女は「化けるのに必死でそれどころじゃない!」と思ったのだろうか…

●前方の信号が赤に変わり… 私のバスの前を走っていた車が、信号も横断歩道もない小さな交差点内で止まった。私は「時々、対向車が右折してくるからなぁ…」と思って、その車との間を広くあけて止まった。

案の定、対向車が右ウインカーを出しながらやってきたのだが… 前の車は動かなかった。その車のリアガラス越しに見えたドライバーの姿は女性… 良く見ると、これまた化けている真っ最中だったのだ。途中で右折車に気付いても女は動かず… 結局、信号が青に変わるまで動かなかった。

ちょっとバックすればいいだけのことなのだが… このような「退かぬ、媚びぬ、省みぬ」という“女サウザー”は多い。自動車学校で「危ないからバックしないように!」と教えているんじゃないかと思うくらいである。まぁ、その方が安全と言えば安全かもしれないが…


ボケ脳の誤作動!? その2

2011年02月22日 22時43分30秒 | バス運転士

前方の信号が赤になったので、私は横断歩道の手前にある停止線で止まろうと減速… が、止まる寸前で徐々に加速… そのまま止まらずに左右の確認をしながら交差点を通過した。

実は… 私が止まろうとした交差点には信号がなく… そこから100mほど先にある交差点の赤信号を見て止まろうとしたのである。だから、人も車も自転車も見当たらなかったのに、“照れ隠し”で安全確認をしながら交差点を通過したのであった…

似たようなことをマイカーでもやったことがある。踏切で一旦停止した時に、やはり100mほど先の赤信号を見てしまい、しばらく動かなかった… 「そんなボケは私だけか!?」と思っていたら、つい先日、同じ踏切で同じことをやっている車がいたのである。そっかそっか… ホッ…

ん? 誤作動ではないのか… ボケ脳なんだから、これで正常なのだ! ハハハ…


社内規定速度オーバーの言い訳

2011年02月21日 14時01分27秒 | バス運転士
バスで走っていて、ついつい“社内規定速度”をオーバーしてしまいそうになる(してしまう)ことがある。


バスが遅れていて、ペース配分を考えなくていい時に周りの車の流れに乗ってしまい、気が付けば… とか!


バス停で右ウインカーを出して、「あの車が追い越して行った後に発車しよう」と思っていたら、その車が譲ってくれるという予想外の展開に、慌てて加速して… とか!


バス停などで、他のバスを後ろで待たせてしまい、「いやぁ~、悪かったねぇ~」と急いで発車… とか!


「私がもう少し若かったら…」と思わせるような女性から“お願いします”とか“ありがとうございました”と言われた直後に、ちょっとだけ舞い上がってしまってブォ~ン… なんてことも!? ハハハ…


ひねくれた私の考え過ぎ!?

2011年02月20日 19時05分22秒 | バス運転士

横断歩道を渡るお父さんの2~3m後ろから、三輪車に乗った子供が追走していた。横断歩道を横切る車は直進だけではなく、右折車も左折車もある。ただでさえ死角に入りやすい小さな子供なのに、三輪車に乗った子供はさらに小さく低くなり、死角に入りやすいと思うのだが… お父さんは危険だとは思っていないのだろう。

広い歩道上で自転車を押すお母さんの2mくらい横で、車道と歩道の境目にある縁石の上を歩いている園児がいた。歩道の方が車道よりも一段高くなっている場所が多いけれど、そこは車道と同じ高さで“縁石部分だけが高くなっている”場所であった。その子がうっかり足を踏み外せば、車道側に倒れることだって有り得ると思うのだが… お母さんは危険だとは思っていないのだろう。

万が一、その子が車道へ倒れた時… 普通車ならば直前でも避けられると思うが、大型車は避け切れない可能性もある。これが私の悪癖である“考え過ぎ”ならばいいのだが… もしも、もしも、もしも… 最悪の事態になってしまった場合、私は“加害者”に同情してしまうかもしれない(もちろん、その時の詳細な状況によるけれど…)。


連続爆撃の恐怖

2011年02月19日 20時03分18秒 | バス運転士

その日の乗務一本目で、いきなり“万爆”を食らってしまい、松井運転士は9400ポイントのダメージを受けた(釣り銭を出した)。が、その後は爆撃を受けることなく営業所へ戻り、“体力”も10000ポイントに回復した。

その後、他の路線を走っていると、外人さんから“万爆”を食らってしまい、再び大きなダメージを受けた。今度は営業所へ戻らないので、すぐに回復できず… “万爆の恐怖”に怯えながら「土日切符」を売り続けていた。

しばらく走っていると、あるバス停で乗ったお婆さんが「土日切符を…」と言いながら、運賃箱の上に小銭をバラバラと…(じゅうたん爆撃か!?) 結局「あぁ、やっぱり足りんわ」ということで“万爆”が炸裂… しかし、それまでに“補給(千円札での土日切符購入)”が多かったので、何とか耐えることができた。

今後、場合によっては“ICカード絡みの返金”も有り得るという話で… しかも、それは土日切符販売などのように「(釣り銭がないから)駅で買って下さい」とも言えず、場合によっては“その場で返金”しなければならず… 果たして“千円札10枚の体力”だけで、新たな脅威“IC爆撃”に耐えられるのだろうか…