https://www.youtube.com/watch?v=OYLJeQP2rYc&feature=player_embedded
私の尺八の師は、「堀井小二朗」師と、
「ジョン海山ネプチューン」師。
その ネプチューン氏のインタビュー記事から
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ネプチューンさんの音楽には「一音成仏」の心も込められている。
「母は、僕が尺八に呼び寄せられたと思ってるんです。『たぶん、
あなたは、昔は虚無僧で、尺八を音楽としていろいろやりたかったけれど、
虚無僧のような世界ではできないから、アメリカ人として生まれ変わり、
外から入ったことで、 いろいろ自由にできたんじゃない?』と」
さすがに母親の洞察は深い。
19歳で初めて尺八という楽器を知り、音を聞いて魅せられて、
そして頑張ろうと思った。外国に住んで、音楽を通して 文化
あるいは生き方を見るのもいいな、と思い、日本に来た。
尺八の可能性を広げながら、様々な試みを重ねてきた。
ある年配の先生が、『ネプチューンさんは ずっと日本にいて、
新しいテクニックを見つけて 次の世代に教えていかなければ
ならない。あなたのおかげで尺八が生きている』と言ってくれた。
自分の世界を確立しているから心が広い。うれしいですね」
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「ある年配の先生」って、“私“ のことか? そうか、私は彼を
師と仰いでいたが、彼は私よりずっと年下だった。
ま、ほんとに彼のおかげで、尺八の可能性が 飛躍的に広がった。
私は彼のおかげで、尺八食べていけている。
ありがとう、ネプチューンさん。