「みとこうもん」じゃなくて「ミトコンドリア」。なんと、
これで先祖が辿れるそうな。
「ミトコンドリア」の中に、母親から娘にだけ受け継がれる
遺伝子「ミトコンドリアDNA」というのがあり、その因子を
調べれば母方の家系がたどれるというのです。
すると、世界の大半の人は、15億年前にアフリカに生存していた
一人の女性にたどり着く。なんと聖書の[アダムとイブ」の話が
科学で解明されたようだ。それで、その女性の名が「ミトコンドリア・
イブ」と名づけられた。
最近では、研究が進んで、世界の人々は、およそ35人の母親の子孫。
日本人は、その95%が、たった「9人の母親」の子孫であるという。
自分が、どの母親のグループの子孫かを知りたければ、簡単な
検査ですぐ判るそうだ。インターネットで申し込み、送られてきた
キットで、頬の内側の粘膜を採取し、返送するだけで、先祖が判る。
でも、ちょっと待って。15億年前にアフリカに住んでいた9人の
女性のどれに当たるかを知ったところで、何になるの?
ただ、この理論は、私にとって衝撃的でした。今「牧原家の系図」を
作成中ですが、これまで、系図は「男系」で書かれていたのが、
男系ではなく「女系」で 15億年前まで遡れるというのですから。
目から鱗です。