現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

信ずる人と信じない人

2021-08-13 00:36:16 | 社会問題

昨日、私のブログに5000件超のアクセスがあり、300万ブログ中なんと18位に。過去最高!  でも 5,000人は 日本の人口 1億人のわずか0.00005%。

最も読まれている記事は「日航機墜落事故の真相」そして「東電OL殺人事件の真相」「原爆は予告されていた」と続く。

いずれも、マスコミが報じない闇の話

私の関心事は、定説になっているもの、通説になっている話の否定。しかしこうした記事に関心のある人は数%。それを読んで信じる人はその半数。そして99%の人は無関心。このような話は一笑にふして無視する人が大半。


長いものにはまかれろ。お上(かみ)のいうことには従え」の日本人の体質がわかるというもの。そんな風潮に警告を鳴らしたい私。

日本があのバカげた戦争に突き進んだのも、そのような体質の故。こうした過ちは正さなければならないと憤っても、笛吹けど踊らずか。

 

2005年にTBSで放映された番組の中で原爆投下に関わったアグニユー氏と被ばく者の対話がかみあわず、面白い。

謝罪を求めたい被ばく者に対してアグニュー氏は「No!」と突き放す。「原爆投下は正しかった。罪のない無辜の人を殺したというがそれは間違いだ。日本人全体が、女も子供も皆戦争に加担した罪がある。原爆で死のうと、鉄砲の弾に当たって死のうと同じことだ」そして最後に「(原爆を投下した理由は)パールハーバーだ」と。

言われてみれば確かに、婦人も子供もみな戦争を煽っていた。松岡外相が国際連盟を脱退した時も、真珠湾攻撃が成功した時も、国をあげて女も子供も歓喜し旗を振った。マスコミに乗せられたのだ。子供の方が純真で同調しやすい。

内心では戦争に反対していた人もいただろうが、声をあげて「戦争反対」と叫ばなかった罪がある。世論を起こして戦争を止めなかったのは同罪と個人主義のアメリカ人はそう考える。日本人はお上と周囲の社会にさからえない全体主義

というわけで、私の関心事は「大きな力に抗(あがら)えない個のあわれ、虚しさ」というところか。

それは「会津戦争の悲劇」を受け継ぐ血故かと思う。

 

【アーカイブ】原爆を開発、投下に同行、映像撮影したアグニュー博士と被爆者の対話の一部始終(2005年放送)

綾瀬はるかさんも出演し2005年にTBSで放送した特別番組「“ヒロシマ”・・・あの時、原爆投下は止められた」のなかで、原爆を開発、投下に同行...

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