京都嵯峨野の奥の「愛宕念仏寺」に行ってきました。
「愛宕」と書いて「おたぎ」と読みます。
「化野(あだしの)の念仏寺」は有名ですが、そこより
ずっと奥、清滝トンネルの手前。京都駅から清滝行きの
バスに乗って1時間ですから、ここまで訪れる人は
少ないようです。
「行けば、驚きます。絶対行くべきです」と天の声に
誘われて行ってきました。
行って初めて知りました。先代住職は、彫刻家として
知られる「西村公朝師」。西村師も躊躇するほど
荒れた寺だったのを、寺の復興のために、参詣者
みずから羅漢像を彫ることを企画。昭和56年頃から
スタートし、今やその数1200体とか。
その羅漢像が、ひとつひとつ個性的で愉快なのです。
テニスのラケットやカセットテープをもった羅漢。
笑ったり、泣いたり。そしてありました、尺八を吹く
羅漢様の像が2体も。これを作った人は尺八の
愛好家だったのでしょうか。
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