現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

明治天皇すり替え説のトリック

2012-12-01 20:05:30 | 私の尺八遍歴
「斉藤充功」著『フルベッキ群像写真と明治天皇
“すり替え”説のとりっく
』という本が出ました。
ミリオン出版

フルベッキ群像写真」というのは、西郷隆盛、
大久保利通、坂本龍馬、伊藤博文といった明治維新の
功労者 46人が写っているという集合写真です。
いったい何時どこで撮られたものか、このメンバーが
極秘裏に一堂に会することがあったのか。
写っている人物は、本当に「西郷隆盛」なのか、
「坂本龍馬」なのか、まったく謎だらけの“怪写真”
なのです。

その中に、なんと「明治天皇」にそっくりな人物も
写っているのです。それが「大室寅之祐」で、
高杉晋作や岩倉具視によって「明治天皇」と
摺りかえられた人物と云われている人です。
しかも、長州の一介の郷士の身分でありながら、
前列中央に鎮座しているのですから、意味ありげ
です。

さて、この書では、その「大室寅之祐」と「明治
天皇」の写真を「東京歯科大学の法人類学教室」で
科学鑑定してもらった結果、「別人」との回答を
得たというのです。

これで「明治天皇すり替え説」は否定されたという
結論なのですが、目鼻、唇、耳の細部を比較した
写真は、私には全く同一人物としか思えないほど
よく似ているのですがね。


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