インターネット・ショップで「虚無僧」で検索してゲットした。
『おちょろ女と虚無僧』。定価1,000円が、わずか 230円で送料0。
著者は「碓井静照」。広島県医師会会長で、日本ペンクラブ会員。
広島生まれで、広島のことをいろいろ書いているようだ。
さて、「虚無僧」というから、「虚無僧」にまつわる話かと
期待したら、びっくり、がっかり。この方「虚無僧」のことを
全くご存知ないようだ。
おちょろ女が助けた虚無僧「藤太」と旅するという設定で、
あとは、土地にまつわる昔話を羅列しているだけ。
そして「虚無僧。藤太」については「小作農の七男で、
大分の臼杵寺に預けられ、小僧としての修行を積み、
経を読み、護摩を炊き、そして托鉢に」というのだから、
これではタダの托鉢僧ではないか。侍でなければ
「虚無僧」にはなれない。尺八を持っていない。
なんていうことだ。
ネットでも「托鉢僧」を「虚無僧」と思っている書き込みが
多いが、碓井氏もその一人のようだ。これを読んだ人は、
また「托鉢僧」=「虚無僧」と思うべな。
230円の意味が解った。誰も買わない、読まない本なので
こうした誤解が広まらないだろうと、少しは安心した。
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