弥陀堂http://www.eonet.ne.jp/~bird-etc/treasure-konrenjimidadou.html
弥陀堂を横から見ると、
昭和28・29年に解体修理され、
戦前に瓦に葺き替えられていた屋根を
再び桧皮葺に改め、
その時に、向かって右に
小部屋(お坊さんの控え室だそう)を増築し、
縋破風(すがるはふ)の屋根にしたのだそうです。
金蓮寺の創建は平安時代後期だろうと。
弥陀堂外観は平安時代の建築様式をよく残している。
県指定文化財の阿弥陀三尊像(向かって右が観音菩薩、左が勢至菩薩)
内部は四天柱のうち前2本が省略され、
須弥壇が後方に下がり、
参拝者は広いスペースで
視界を妨げられることなく本尊を拝むことが可能。
天井は須弥壇部分を一段高く折り上げる
小組格という天井になっている。
これらの特徴が鎌倉時代中期あるいは後期の構造らしい。
これらのことから、金蓮寺の弥陀堂は
平安時代の建築様式を残しながらも、
鎌倉時代の新しい技法を
巧みに取り入れている点が特徴で、見所らしい。
尚、弥陀堂は愛知県下で現存する最古の建築物でもあるそう。
ご朱印が漫画チックで可愛らしい