滋賀県は歴史が深く見所も沢山ある。
新年会まで、どこに連れて行ってもらおうと、
案内してくれる友達のことも考えて、
能登川で下車して、
ここへ連れて行ってもらった。
幾つもの礎石が残っている大門跡。
石段の上り口のところに、石馬の池。
パンフレットより
松の樹につないであった聖徳太子の馬が
池に沈んで石になっていたという
この寺の名前のいわれになった池。
見えてるのは石になった馬の背中らしい・・・・・そんなバカな
乱れ石積みの「かんのん坂」という名前がついた石段。
向こうが本堂、手前が大仏宝殿。
このお寺、国の指定重要文化財の仏像が
沢山展示され見ごたえがある。
役行者の像はよく見るけど、
前鬼(左)、後鬼(右)を連れているのは初めて。
役行者が高野山で修行をしたときに
先導したとされるのがこの二人。
この二人、夫婦だそう。
夫婦に5人の子どもがいて、
その子孫が今でも五鬼という姓で続いているのだそう。
https://matome.naver.jp/odai/2145546960433357001
水牛にまたがった六面六臂六脚の大威徳明王。
日本では脚が多数ある仏像は
他にほとんど無く、珍しいのだそう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%A8%81%E5%BE%B3%E6%98%8E%E7%8E%8B
仏像の世界はよくわからないけど、
何だか面白い。
この方↓のブログで石馬寺を詳しく
https://blog.goo.ne.jp/mrslim2/e/93ed37d3e47778f32ab62440e515345d
昨日、安土町の文芸の郷に連れて行ってもらって、
催しがなかったので
文芸セミナリヨのパイプオルガンを見せていただいた。
「セミナリヨ」というのは、
16世紀の頃、イエズス会の宣教師達が信長の許しを得て
安土に開校した全寮制のキリスト教の神学校の名前だそう。
日本で最初に輸入されたオルガンによって
西洋の音楽が奏でられ、
信長もその音色を聴いたと伝えられているそう。
そんな史実に基づいて
パイプオルガンが、ここ安土に設置されたのだそう。
先日、芸術劇場で見たものとは違って、
クラシカルで荘厳な感じの素敵なオルガンだ。
ところで、余談だけど、
案内してくれた友達の知り合いが
ここのオルガニストだそう。