『スヌーズレン』
この言葉、初めて聞かれる方が多いと思います。
実習をさせていただいている施設に、このお部屋があり、
学生が見学させていただくことになりました。
そこで、私も一緒に見学。
オランダ語の‘スヌッフレン’(くんくん匂いを嗅ぐ)と
‘ドゥーズレン’(うとうとする)という
二つの単語からできた造語で、
障害を持つ人ができるだけ感じ取りやすく、
楽しみやすく、リラックスしやすいように、
光、音や音楽、触感やさまざまな香りなどを
体験できる環境に設定してあるお部屋です。
細長い円筒の中を光の泡が上っていく「バブルチューブ」
光ファイバーを使った「ひも」状の照明
部屋の天井に流れる雲が映し出されたり、
回転盤を回転させて
四色に部屋の色が変わるプロジェクター
ミラーボール、音響、
アロマポットなどが環境設定には必要。
重度の障害のために言語的なコミュニケーションや
自由な身体運動が困難な人々に対しても、
感覚を刺激して、気分の高揚を図り、
精神活動の活性化につなげるというもの。
介助者は「見守り姿勢」でそばに寄り添い、共感し、
その中から
コミュニケーションとか意思の疎通を促していく。
けっして、指導したり、効果を求めたりしてはいけない。
1970年代に、オランダで、
知的障害者の身体的・精神的ケアの一方法として開発され、
一定の療法的な価値があることが認識され、
欧米各国に広がったのだそうです。
とにかく不思議な空間!でした。
祭日は仕事、の主人が、珍しく休みだったのに・・・・
夏休み前から、
「老化のマップ」の担当とわかっていたのに、
迫らないと拍車がかからない。
そんなわけで、連休は、ひたすら、家にこもって、
マップを作成してました。
おかげで、今日は何とか、資料を提示することができました。
2年前の平成17年には5人に1人が65歳以上。
高齢化から、化がとれて今は高齢社会。
2050年頃には約3人に1人が65歳以上という
超高齢社会になる予測がたてられています。
老化のマップをやりながら、
つくづく、人間こうして老いていくんだと・・・・
自分の知らないうちに、体は老いに向かっている。
若い時は老いなど考えもしなかった。
老いた両親を目の当たりにし、
だんだん自分に老いの徴候を知覚し始め、
老いが身に迫ってきた。
まだ、高齢者と言われる年齢には10年先だけど
老いを止めることはできないから、
老いと仲良く付き合って、
人生の最終章をどう生きるか・・・・・・・・・・な~んて、
考えたって、この先どうなるかわからない、
今を充実させて生きれば、
その延長線も充実させることができるだろうと、
最終的には、楽観的、楽天的な
ケ~セラセラ~なるようになるの私です。
野菜の宅配、「ラディッシュ」にさつま芋が入っていて、
人参をすりおろして入れた鬼まんじゅうのレシピも入っていて、
ついつい誘われて、久しぶりに、作りました。
私が作る基本の材料と量は
さつま芋 正味130g
小麦粉(薄力粉) 100g
砂糖 大さじ1
塩 小さじ1/3
牛乳 75cc
さつま芋が大きめだったので、芋以外の材料を倍にしました。
倍の量ですが人参は1本。
にんじんに水分があるので牛乳は少し減らして。
それでもまだ生地がゆるめなので、小麦粉を足しました。
あまり生地がゆるいと
蒸し器に入れたとき広がって場をとります。
ぬれぶきんを敷いた蒸し器に、並べ、
おたまですくって、蒸し器に落とし入れるといいですよ。
強火で20分強、蒸して出来上がり。
このぐらいの大きさのが6個できました。
鬼まんじゅうは名古屋名物で、
昔から尾張地方のおやつとして食されていたのだそうです。
覚王山に鬼まんじゅうの美味しいお店があると、
ラジオでパーソナリティーが話していました。
先日、日泰寺にお参りに行った時、
行ってみたのですが、残念ながら、売り切れでした。
覚王山の地下鉄の階段を上がって、左手にある『梅花堂』さん。
名古屋で鬼まんじゅうといえば、
ここ、というぐらい有名なのだそうです。
いつも午前中のうちに売り切れるので、
前日に電話で予約して行ったほうが確実に手に入るようです。
すご~く美味しいというものではありませんが、
姿、形も無骨だけど、
それが、素朴なあじをだしていていい。
今回、初めて人参を入れてみましたが、
工夫次第で色々なバリエーションが楽しめるなと思いました。