喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

紫陽花

2009-06-16 | 徒然俳句・詩・短歌etc

なかなか代休を消化しきれないので、
時間休で、早退した。
早く帰れるのもいいな~
庭に出て、今は盛りのがく紫陽花を



K看護学校の今は亡き上司、
H先生のご自宅に咲いていた紫陽花をいただいて
挿し木で育ったものです。
思い出深い紫陽花です。
いただいたがく紫陽花は真っ白だったのですが・・・・

最近、手紙を出す機会があり、
時候の挨拶にも使い、
紫陽花は梅雨の季節にピッタリの花だなと。

そこで紫陽花が詠まれている歌を探してみた。

「安治佐為(あぢさゐ)の  八重咲くごとく   
      弥(や)つ代にを                       
     いませ我が背子(せこ)  見つつ偲ばむ」 橘諸兄

こんな万葉の頃から咲いてたんですね

「言問はぬ木すらあぢさゐ諸弟(もろと)らが練りのむらとにあざむかれけり」
                                        大伴家持
「茜さす昼はこちたしあぢさゐの花のよひらに逢ひ見てしがな」 ?

 「あぢさゐの花のよひらにもる月を影もさながら折る身ともがな」 源俊頼

 「夏もなほ心はつきぬあぢさゐのよひらの露に月もすみけり」 藤原俊成

 「あぢさゐの下葉にすだく蛍をば四ひらの数の添ふかとぞ見る」 藤原定家

「夏の野はさきすさびたるあぢさゐの花に心を慰めよとや」 俊恵法師

「宮人の夏のよそひの二藍にかよふもすずしあぢさゐの花」 加藤千蔭
   
「夕月夜ほの見えそめしあぢさゐの花もまどかに咲きみちにけり」 加納諸平

「美しき球の透視をゆめむべくあぢさゐの花あまた咲きたり」 葛原妙子

「なほ生きむわれのいのちの薄き濃き強ひてなげかじあぢさゐのはな」 斉藤史

あぢさゐの藍のつゆけき花ありぬぬばたまの夜あかねさす昼」 佐藤佐太郎

紫陽花はほつかり咲いて青むともひとよたやすくほほゑむなかれ」 今野寿美

 「紫陽花や折られて花の定まらぬ」 藤原保吉
      
紫陽花や藪(やぶ)を小庭の別座敷」 松尾芭蕉
                                      
紫陽花の末一色(すえひといろ)となりにけり」 小林一茶       
                          
 「紫陽花やはなだにかはる  きのふけふ」 正岡子規

あじさゐやきのふの手紙はや古ぶ」 橋本多佳子

紫陽花やはかなしごとも云えば云う」 楸邨

紫陽花の雨やシャンソン口に出て」 加藤暢一

「鍛冶の火を浴びて四葩の静かかな」 富安風生
          ※よひらと読み紫陽花の異名だそう

紫陽花に伏字のごとき一日かな」 岡本眸

「紫に濡れ染まり行く四葩かな.」 太聖

まだまだあるかもしれないけど・・・・

私も一句

紫陽花が私の季節と主張する」

紫陽花とは唐の詩人白居易が
別の紫の花(ライラックともいわれている)につけた名前だそう。
平安時代の学者、源順が
今のあじさいにこの漢字をあてたため
誤用がひろまったのだとか。

     「紫陽花  白居易」

   何年植向仙壇上  何れの年にか仙壇(仙境)のほとりに植えたる、
   早晩移栽到梵家  いつか移しうえて梵家(寺)に到れる。
   雖在人間人不識  人間に在りといえども人識らず、
   与君名作紫陽花  君のために名づけて紫陽花となす。 










   
          
 
  
   
   
    
                 

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いいともあいち運動

2009-06-16 | 食べ物・飲み物

昼食を買いに、サークルKにはいったら、
新発売で、蒲郡みかんを使った、パンが何種類か並んでいた。
メロンパンじゃなくてみかんパン。


ちょっといたずらしたくなりました





この包装の裏に、
「いいともあいち運動」とあり、
地産地消の推進運動で、
この「いいともあいち」という言葉には、

県内の消費者と生産者が今まで以上に“いい友”関係になる
Eat more Aichi products(イート モア アイチ・・・いいともあいち・・・ プロダクツ)
    =もっと愛知県産品を食べよう(利用しよう)

の意味が込められているのだそうです。

知らなかったな~
私も、愛知県産品を使うよう心がけよう。




 

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アンデスの紅塩

2009-06-14 | 食べ物・飲み物

昨日、夕方、名古屋で講演があり、
久しぶりにSKITのメンバーに会って、
そのメンバーのTから
お土産に、可愛い塩の詰め合わせをもらった。



アンデスの紅塩?

調べてみたら、
アンデス山脈で採掘された、約3億年前の天然紅色岩塩で、



鉄・カルシウム・ナトリウム・カリウム・マグネシウムなどが
豊富に含まれ、特に、鉄は
普通の塩に比べて豊富に含まれているのだそうです。
そのために紅色をしているのだそうです。
アンデス地方では、幸福を呼ぶ塩とも言われ、
嫁入りに持っていくとか・・・・・・

チョッとなめてみた。
塩っぱくなくてまろやか。
それにしても、3億年前の塩とは

Tさん、珍しい塩ありがとう!





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30品目バランス弁当

2009-06-13 | 食べ物・飲み物
食いしん坊の私、
今回の東京、食べものに始まり、食べもので終わります。

新幹線に乗る前、お弁当を買って





とても美味しかったです

私は名古屋で降りて、Yちゃんは岡山。
次回は8月に、東京で一緒にミュージカルを観る予定

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相田みつを美術館

2009-06-13 | 東京都 旅

前回で、はとバスでの東京見物は終わりです。

東京駅の近くに『相田みつを美術館』があるのを知り、
帰りの新幹線まで少し時間があったので、行くことにした。
東京駅丸ノ内南口から徒歩5分の
東京国際フォーラムの地下1階にあります。

”という企画展をしてました。

 

                           根さえ
                            しっかりしていれば
                             枝葉は
                            どんなに
                            ゆれたって
                                                      いいじゃないか
                                                        風にまかせて
                                                     おけばいい


入場券の裏

次回の企画展のパンフレットに



次回は6月16日~9月6日
テーマは「いのち~いちばん大切なもの~」

入館優待券をいただいた。



私も、
「あなたにめぐりあえてよかった」
と言われる人になりたい!

 

    つまづいたって                                   しあわせは
    いいじゃ                                            いつも
        ないか                                             じぶんの                   
         にんげんだ                                       こころが
      もの                           きめる

この人の温かい書と詩には
「そうだよな~」と素直にうなづけ、
ホッとしたり、元気づけられたり、勇気をもらえる。

東京に行かれたら、駅から近いので、
是非、寄ってみてください。



    
    
    
        





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