木曜日に見た美食家ダリのレストランと
もう一つの映画、
ボレロ。
ボレロを作曲したラヴェルは
ボレロを最も認めていなかった、
「あの作品が僕の全作品を吞み込んでいく」と
憎んでいたそう。
確かに私もボレロは知っているけど、
ラヴェルの他の曲は知らない。
耳にしたことはあるかもしれないけど、
ラヴェルの曲だと認識はない。
他の作曲家もしかりだ。
1つか2つの有名な曲しか知らない。
ボレロは世界中で、15分ごとに演奏されている
と言われているそう。
そんなボレロ誕生の秘話を明かした映画。
ラベルの晩年は症状から脳腫瘍を疑われ、
開頭術を受けたが腫瘍は見つからず、
ほどなく昏睡で62歳でなくなっている。
ラヴェルは母親ととても仲が良く、
母親が亡くなると、気力を失い、
何年か曲が書けなかったと。
また、映画では人妻ミシアと
特別な関係に描かれているけど、
彼は同性愛者だったという人もいるよう。
どちらにしても、生涯独身。
弟がいて、晩婚で子供がなく、
ラヴェルの家系は途絶えたそう。
いやはや、ラヴェルという名前は知っていても、
ボレロの作曲者というだけで、
何一つ知らなかった。
今度ボレロを聴く時は、
今までと違って聴けるかな。
他の彼の曲も聴いてみたくなった。
映画、美食家ダリのレストランで
レストラン「シュルレアル」の
オーナーの娘ロラがいつもくわえていた
棒付きキャンディのチュッパチャプス、
父が入院して、経口が開始になる時に、
「売店でチュッパチャプス買ってきてください」
と言われ、買ったのを思い出した。
舐めることで唾液の分泌が促され、
その唾液を飲み込むことが嚥下の訓練になるようだ。
_pdf (jst.go.jp)
チュッパチャプス、アメリカのキャンディだとばかり思っていたけど、
スペインのバルセロナで誕生したのだそう。
最初はキャンディーがサッカーボールを連想させ、
口をあけてキャンディーを食べる様子が
サッカーのゴールを思わせることから、
当初、GOL(ゴール)と名付けられ、
しかし、名前があまり浸透せず、
スペイン語で物をなめた時の擬音、
Chups(チュプス)という名前が考案され、
「チュッパ チュッパ チュッパ チュッパチャプス
(舐めよう!舐めよう!舐めよう!チャプス!)」というテーマが
ラジオCMで流れて以来、
「チュッパチャプス」と呼ばれるようになったんだそう。
包装のでした
このロゴはダリが描いた
デージーをもとにしたものらしい。
身近に、ダリがデザインしたものがあるとは
知らなかった。
映画を見ながら、6年前に亡くなった父と
チュッパチャプスのことを思い出したのでした。
お手伝いのつもりが、
時給〇〇〇〇円の講習の講師というか評価者。
今日は、朝一で2時間ぐらい見学して、
明日から来週いっぱいの出稼ぎに備える。
見学終えて、こんなチャンスはないと、
伏見ミリオン座で映画を2本見て帰った。
その1つ。
このチラシによると、
❝もしも、サルバドール・ダリと伝説的な三ツ星レストラン
「エル・ブジ」の料理長、フェラン・アドリアという
2人の天才が、同じ時代に活躍していたら・・・・・?❞
というアイデアから生まれたのだそう。
「エル・ブリ」は世界一と称賛されるレストランで、
バルセロナから160km、車で約2時間のロセスという
小さな海辺の町の更に辺鄙な場所にある。
また、1年の半分しか営業しておらず、
全45席しかないこともあって、
「世界一予約の取れないレストラン」と言われている。
2011年7月に閉店して、現在は営業していない。
映画では「シュルレアル」という名前の
ダリのアートを模したオブジェがいたるところに飾られ、
当時の「エル・ブリ」で提供された料理の数々が再現され、
エンタメ性に富んだ映画だった。
コメディ感もあってすごく面白かった。
娘に声をかけられ、
見学に行って、
最近、身体を動かす部分や可動域が狭まっていて、
膝や股関節の動きに違和感がある。
下半身から一番老いていくというので
娘と一緒に入会した。
顏認証で、24時間利用できるけど、
20時以降はスタッフは不在だそう。
いろいろなマシーンがあって、
使いこなせば、全身の運動ができる。
頑張って、
マッチョになるぞーってか・・・・痩せたい
日泰寺の盂蘭盆会に。
山門にお釈迦様の弟子で、
左は最長老で、お釈迦様の後継者と言われた迦葉尊者。
右は多聞第一と言われ、仏典編纂の立役者の阿難尊者が。
光背には鹿の透かし彫りがしてあった。
最近はお参りする人が少ないように思う。
静かにお参りできていい。
余談ですが、山門の像の作者は
尾道出身の圓鍔勝三(故人)という人で
越前市の紫式部公園の
美術展ナビより拝借「紫式部のまち、越前市」ルポ㊤ 紫式部の日常をリアルに感じる魅惑の風土と文化 – 美術展ナビ (artexhibition.jp)
今、NHKの大河ドラマで話題の
紫式部の像も彼の制作だそう。
何度も日泰寺にはお参りに来るけど、
車で来ることが多く、
山門の像をまじまじと見たことがなかった。
今日は公共交通機関を利用してお参りした。
参道を歩いて、山門をくぐって・・・・・・。
光背の鹿の透かし彫りが珍しく、
普通は仁王さまだがな、はて?と不思議に思って、
調べていたら、圓鍔勝三さんに行き当たり、
どんな人かと調べていたら、
紫式部像に行きついたというわけ。( ^-^; )
わからないことを調べると、
限りなくいろいろなことに繋がって、面白い。