雪の朝でござる。昨夜は10時に就寝、午前4時に目覚めたものの、再び寝てしまったのでござる。そんなことで、結局、起床は午前8時近く。
家の前を道路除雪車が通った音を聞いて、そそくさと寝床から出ましたです。で、そうこうしているうちに、ご近所農家の方が重機で我が家の除雪にやってくる。
なもんだから、ばたばた着込んで、除雪に邪魔な車を移動したり、ニャンにご飯やったり、あれやこれしておったら、あっという間に8時半。食事をしたら、もう9時を回っておるのじゃ。
二度寝してまうと、時間がドンドコ過ぎてヤバイです。良い子は早寝早起き、じーさんも似たりゴンベでござる。そういえば、この「似たりゴンベ」という言葉、おぢのお気に入りなのだけれど、北海道弁なのかなぁ。
元札幌っ子のおぢは、こちらに来るまでついぞ知らなんだ。ご当地でしか聞いたことがないような気がしまするが、広い北海道内のあちこちで使われる言葉なんだろか。
それにしても、好きです、似たりゴンベ。
ところで、薪の運搬用に買った中古のキャリアー、長いこと故障したまま放置プレー状態でござった。で、ご近所の農家で、車の修理なんかもお手の物というKさんに、ようやく修理していただいた。
雪に埋もれそうになっておったのを、重機で引っ張り出し、雪の道路をそのまま引きずって、持って帰って数日後、絶好調で我が家に戻ってきましたです。
でもって、修理代を支払いに行ったら、「2000円でいいよ」と言う。動かなくなった運搬車を持って行って、エンジンをばらして、直して、オイルも交換して、家に届けて2000円というもんだから、驚いちゃった。
「それじゃ、困ります」とハニーさんとおぢ。「じゃぁ3000円」と言うから、これまたびっくり。結局、5000円を無理やりお支払してきたのでござる。
田舎の人、なんて人がいいのか。驚きまする。分解したり、調整したり、丸一日は作業しておる。なのに2000円というんだもんなぁ。
田舎では都会に比べて、なんでもかんでも、ずいぶん値段が高いことがある。人口が少ないところでの商売、安売りしては商いが成り立たないこともある。
なかには、「ちょっと暴利ではないのか」と思うこともしばしば。そんな中、あれだけちゃんとした仕事してもらったKさんに、わずか2000円でもなかろう。
そんなことで、ご近所に心優しい人がいるってことだけで、なんだか嬉しくなってくる。殺伐とした都会とは大違いの羊蹄山麓、住み心地がよろしいことになっておるじゃ。
ところで、おととい、ハニーさんは同窓生から、同窓会の写真をいただいた。今朝、その写真を見ようと、ハニーさん、あちこち探しておる。
で「ここに置いていた茶封筒、ないんだけど…」とおぢに尋ねたのでござる。そこで、「あっ!!」と思い出しましたです。
きのう、紙ごみ、段ボールなどを町内の資源リサイクルセンターに持っていく際に、その茶封筒も廃棄したのでござる。中を確認しないで捨てたおぢが悪い。
困ったなぁ、参ったなぁ… ってことで、倶知安高校同窓のTさん、まことに申し訳ないのですが、焼き増ししていただくわけにはいきますまいか。ハニーさんに顔向けできないおぢなのでござる。