おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「福島原発衝撃の真実」とは

2011年12月30日 | Weblog

写真は今朝のニセコアンヌプリ。朝焼けが美しい。こんな日は、とんでもなく寒いことになっておる。午前7時の気温は衝撃のマイナス20度でござる。

きのう、HANAZONOスキー場で、スノーボードの男性が亡くなったそうな。ジャンプして落ちた時に頭を打ったとか。どんな落ち方をしたんだろ? どこでジャンプしたのか? なんとも残念でござる。

きのうは、ハニーさんとそのお仲間の誕生会がお昼にありましたです。女性の集まりらしく、あれこれ自宅で作った料理を持ち寄って、小さな子供もごっちゃりいたりして、なんということもないのだけれど、楽しかった。

子どもがたくさんいるってのは、それだけで何とも微笑ましい。何とも楽しい気持ちになるものです。お会いした就学前の子どもたちが、元気に暮らせる社会をなんとかするのが大人の務め、としみじみいたしましたです。

さて、北海道ではきのう発売の週刊文春「新年特大号」読みましたぁ? 上杉隆氏の最後の渾身ドキュメント「福島原発衝撃の真実! 官邸、東電、大メディアの『原罪』」。

輪番停電、のちの計画停電が、「原子力発電の必要性を強調するため」に行われた事実。「輪番停電が被災地のために必要だという、根拠のないデマ」で、「しかも東北の被災地には東京から電気を送ることができない、という正しい情報がメディアによって遠慮がちに伝えられたのは、それから半年以上たった秋のこと」だそうな。

酷いね東電。記者会見での、東電会長の勝俣氏と上杉氏とのやり取りも、口あんぐり。そして、「世界最高レベルの原子力技術を持つと自負する日本の管理能力」の呆れる実態が明らかにされておる。

それと、坂本龍一と河野太郎の対談「『東京電力と放射能のタブー』すべて話そう」も読ませます。事故後次々と明らかにされておる原発推進派のウソと闇があれこれ暴露さておる。

原発問題にふれて、TV、ラジオから干されそうになった話。放射能の影響予測をする「SPEEDI」について、尋ねた河野氏が、役所にたらいまわしされた挙句「情報はスピーディーにお出しするよう心がけております」と担当課長に言われたってあたりには、あ然呆然でござる。

原子力ムラ、とんでもないことになっておる。そして、河野氏はこう指摘しておる「日本だけですよ、エネルギー政策がガラパゴス化しているのは」だそうで、情けなくて涙が出まする。

「小出裕章VS山下俊一 フクシマが露わにした学者の良心」も、まことに興味深い。いずれにせよ、今週号の週刊文春、お正月休み中のご一読をお勧めしますです。

ってことで、おぢとハニーさんは、これから南樽市場へ魚の買い出しじゃ。天気もよくて快適ドライブでござる。行ってきますぅ~