午前6時の気温は、マイナス6度。昨夜から今朝にかけての積雪は、さほどでもござりません。深夜には横殴りの風も吹いたためでしょう。
たぶん、あちこちに吹き溜まりが出来ておるはず。こんな日は、吹雪の最中に、むやみに車で突っ込んだりすると、とんでもないことになりますゆえ、注意が必要でござる。
きのうも、時折強い風が吹く天候でしたけど、スキーに行ってまいりましたです。平日はお客が少なくて、まことにけっこう。
8時過ぎに「センター4リフト」に並びましたけど、待っておったのは20人程度。プロスキーヤー、同じくプロのボーダーというかなりハードな滑りの皆さんが多かったような。
それと、やはりおぢのような高齢スキーヤーが少々おったのです。雪は少し重め。それでも場所によってはひざ上の極上パウダーを満喫いたしましたです。
いつものように、30時間券を使って、時計とにらめっこしながら、1時間だけ滑る。まことに貧乏くさいスキーヤーですが、きのうはあちこちにパウダーが残っておって、2時間連続で滑りましたです。
ちょと贅沢!?しましたです。そんなことで、さすがに足が吊りそうになって… ぢぢいはムリしてはいけませんなぁ。
ご当地のスキー場、まだ雪は少ないものの、今年はなかなか良いシーズンじゃ。パウダー好きの皆々さま、今シーズンのニセコ、期待できますぞぉ!!遊びに来て、お金をごっちゃり使って、ちゃぶ台!!
写真は、先週木曜日、お近くの樺山小学校で行われた「樺山の集い」。生徒数28人の小さな学校ですが、ご近所のお方や父母など50人が加わって、ゲームや餅つきを楽しみましたです。
この小学校、場所柄か、ハーフやクオーターなどなど、揃いも揃ってメンコイ子供ばかり。しかもこの催しも、生徒の企画で、生徒の運営。なんか自主性を重んじるのでござる。
近隣町村には、こうした小規模校がたくさんありますが、どれも、とてもいい雰囲気でござる。先生の目が子どもたちに行き届くからでしょうかね。
子ども同士の会話は、英語だったり日本語だったり、まことに国際色豊か。ご近所の方々も大勢集まって、学校を皆さんで支えておる感じが、とても羨ましい小規模校なのでございます。
さて、政府は東電へ1兆円を資本注入し、実質国有化するそうな。理由は「電力の安定供給確保の観点から、東電を法的整理には追い込まず、資本注入をてこに経営改革を主導したい」とまことにもっともらしい。
しかし、「国有化」というから政府主導であれこれ電力改革ができると思うのは、どうやら甘い。これに騙されてはいけませんです。
きのうのTVタックルで元経産官僚の古賀茂明さんが申しておるように、政府が主導するように見えるけれど、なんのことはない、実際は経産省支配でござる。
これまでは、なんだかんだいっても、東電に力があって、政府も経産省も一歩下がっておったのが実情じゃ。ところが国営化となると、経産省のやりたい放題。
天下りから何から、嵩にかかって経産官僚の思惑通り。国有化になって、発送電の分離ができるなら、まことにけっこうだけれど、そんなこと、経産省がするはずもない。
ようは我々の貴重な税金を、ごっちゃりつぎ込んで、東電を「生かさず殺さず」しながら、既得権益を拡大するという経産官僚の筋書きどおりに事が運んでおる。
既得権益構造は、そのまんま。官と民のずるずる関係がさらに延々続く、ってことでござる。改革なんぞ進むわけがない。
これが、今回の事実上国営化の実態でござる。それをあたかも電力改革の一歩とでもとらえようという声もあるから、わけわからん。
たぶんこんなものは、東電労組と連合サイドから。東電を経営破たんさせないのだから、身を削ることもない訳で、組合員は一安心じゃ。だから国営化には、当然ながら大賛成。
しかし、どうだろう。民間会社とはいえ、これまでも不透明な経営をしておった会社が、このまま国営化して官僚が支配するなら、経営は増々不透明になりかねん。結果、会社も組合も万々歳か。
ここは、JALのようにしっかり破たんさせ、資産から負債からなにから洗いざらいを、満天下にさらけ出し、そこから会社そのものの在り方を探らねばならんところ。今回の国営化によって、これらはますます闇の中、国民から見えなくなる。
脱原発に関しても、野田どじょうは、いまだにムニャムニャ。一方、関西電力の大株主発の立場から、送電分離を進めようというのが、橋下・新大阪市長。ここは爪の垢でも飲んではどうか。
いまや、サラリーマン給与の5割増しにまで増えてしまった公務員給与、お手盛りの年金、ここに手を突っ込まないでおいて、増税でもなかろうよ、 「同情(どじょう)するなら、身を削れ!!」ってね、チャンチャン!!