おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「知性の危機」

2015年11月02日 | Weblog

 

午前8時の気温はマイナス1度。

薄曇りのお天気で、家のまわり一面に霜が降りてます。

寒い朝だなぁ、、、

今朝は午前3時に目が覚めて、そこから二度寝してしまい、結果、7時半に起床いたしました。

久々の二度寝は、なかなかよろしい。

結局9時間も寝てしまいたわけで、すっかりお子ちゃまでござる。

月曜の朝は、日曜午後に行くスポーツジムの疲れがあるし、木曜朝は水曜夜のズンバの疲れがある。

いずれも運動のあとですから、眠くてしょうがないことになっておる。

寝るじーさんは育つか???

さて、

事実上憲法を無視し、学者を無視した安倍総理に向けられた言葉として「反知性主義」という言葉があるそうな。

上野千鶴子・東大名誉教授は「立憲主義の危機だけではない。知性の危機、学問の危機、大学の危機だ」と申しておる。

そうだよなぁ、学者が憲法違反だと申しているのに完全に無視だもねぇ。

そりゃ「反知性」、「知性なんかさっぱりないだろ」って話だ。

でもって、言論弾圧というのは、戦前もそうだったのだそうだけど、「自主規制」から始まるのだそうな。

あっちこっちで、その自主規制が働いておってなんだか不気味じゃね。

10月25日、 「安全保障関連法に反対する学者の会」と学生グループ「SEALDs」が開催しようとしたシンポジウム「岐路に立つ日本の立憲主義、民主主義、平和主義」が、立教大学での使用を禁止されたのは記憶に新しい。

結局のこシンポジウムは法政大学で開かれ、立ち見になるほど人を集めたそうな。

自主自立を重んじる「大学側が自主規制」するという、まことに気持ちの悪いこの「自主規制」のおかげで開催場所が変更されたのでござる。

TBSの報道特集でも放送しておりましたが、こういう事例がここんとこ余りに目立つ。

「物言えば唇寒し」みたいな「嫌な感じ」がニッポン中に蔓延しておる。

「ネトウヨ」を恐れてのことだろうか?

そこへ「1億総活躍」とか、なんだか怪しい標語が出てきて、そこがさらに胡散臭い感じじゃ。

「1億火の玉」とか戦前の標語を連想する人もいるしね。

いずれにせよ、まことに古臭くて、胡散臭い。

自由闊達にモノが言えなくなる社会に戻ってきておるような気がして、おぢはたいした気持ちが悪いのじゃ。

ニッポン人、知性を無くしていいのかね???