午前6時の気温はプラス10度。
気象台の予報によると、きょう日中は最高気温が23度まで上がるそうな。
気温はいまから13度も上がるのです。
寒暖差が大きいから、ご当地や周辺の野菜、くだもの、おコメは美味しく育つのです。
そういえば、きのう初めてカッコーの鳴き声を聞ましたです。
雪解けのころ、農家同士はあいさつがわりに「カッコーは鳴いたかい?」と聞く。
ご当地ではカッコーの鳴き声が「農作業開始の合図」なのだ。
ハニーさんは数週間前、実家の真狩村でこの鳴き声を聞いたと言っておりました。
おぢはきのう薪割りするときにようやくカッコーさんの声を聞いたのでした。
外では今朝もそのカッコーとウグイス、遠くではアカゲラのドラミングも聞こえてくるのです。
爽やかな山の朝でござる。
お天気もよろしい。
きょうもジリジリ日差しが照りつける中、おぢは薪割り作業に精を出すことになるのです。
写真は、
我が家の愛読誌「暮らしの手帳6-7月号」だ。
今号は「ステーキの焼き方」「妹尾さんの野菜術」などを特集しております。
ご承知のように、暮らしの手帳はNHK朝の連続ドラマ「とと姉ちゃん」のヒロインのモデルである大橋鎭子(しずこ)さんが創刊した雑誌だ。
大きな特徴は創刊以来「広告は一切載せない」こと。
日用品や家電製品の良し悪しを掲載し、庶民の圧倒的な支持を受け、現在に至るのです。
誌面では、企業の実名を挙げ「情けなし、日本の大メーカーの諸君」とバッサリ斬った。
庶民に寄り添うことで、結果的にニッポン製品の品質向上をうながしたのです。
同時に読者から「絶大な信頼」を勝ち得たのでした。
大メーカーにとっては、目の上のたんこぶだったか知らんけど、世界に誇る「ニッポン製品の高品質」に果たした役割はあまりに大きい。
実際、名物の商品テストでは、1969年「自動トースターをテストする」として4万枚以上のトーストを焼いて「焼け具合」をテストし、その4万枚を積み上げた見開きの大きな写真を掲載しておる。
環境問題にも警鐘を鳴らし、創刊からいまに至るまで庶民目線が貫かれる希少な雑誌であり、応援していきたい雑誌でもあるのでした。
さて、
きのう夕方に行なわれた升添東京都知事の記者会見には呆れましたわ。
「反省して湯河原の別荘は売却します」は意味不明でビックリ仰天でござった。
そして会見場では、知事の隣に鎮座した「ヤメ検弁護士」ふたりがあれこれ説明したわけですが、これ「厳しい第三者」かね???
そこからして噴飯モノなのだ。
会見でも、どこをどう調査したのかがまるでわかんない。
実際、調査した気配さえもない。
TV朝日モーニングショーによると、領収書の発行先の書店でもこの弁護士からは電話による問い合わせさえ、なかったと言う。
升添さんご本人が依頼した単なる「担当弁護士」で、升添さんのいうがままのことをペラペラ喋って「調査した」と称したのです。
この二人の弁護士が所属するという「晴海共和法律事務所」では、どれくらいカネを払うとこんなにも面の皮の厚い弁護をしてくれるのか。
ある意味、カネのためなら何でもやる弁護事務所、汚職政治家にとってはまことに頼もしい存在で、おいしい商売でもございます。
ついでながら、検事時代にはマムシの善三とまで呼ばれた佐々木善三弁護士はやはり政治資金規正法を問われた小渕優子議員の弁護もしてましたわ。
ありていに言うと、弁護士としての矜持をかなぐり捨てて、満天下に恥を晒すと大金が儲かる、ってことになる。
「晴海共和法律事務所」なんちゅう恥知らずのスットコドッコイ弁護事務所でしょうか。
ホームページには「様々な法的問題に適切,柔軟,かつ,効果的に対処できる体制を備えております」だそうな。
いずれにせよ、この会見で疑惑に終止符を打って、ムニャムニャにしたい升添知事ですけど、そうは問屋が卸さんだろ。
都民の怒りは頂点じゃ。
なにせ当選前の発言とは180度違うことをしておったわけで、都民でなくてもプンプンですわ。
これを機に、まずはザルもザルで隙間だらけの政治資金規正法をトットと改正すること。
そして、噴飯のモノ升添さんを都庁から放逐すること、それが社会正義というもんです!!