おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

英国のEU離脱は「老人たちの判断ミス」

2016年06月28日 | Weblog

 

きのうは当ブログの更新を忘れてしまいましたです。

数少ない読者の皆さん、スマンこってす!!

朝食をいただく前にはあれこれ書き綴っておりましたが、その後すぐに薪割り作業に。

これに集中してもうて、コロッと更新を忘れたのでした。

いよいよボケ老人でしょうか、、、

昼前にはちゃんと思い出しましたけど「ま、いっか!!」ってことにしたわけ。

返す返すもスマンこってす!!

さて、午前6時の気温はプラス11度。

スカッとした青空で無風、窓からはニセコアンヌプリもくっきり見えております。

清々しい一日になりそうで、もうすでに嬉しい気分でござる。

情けないほど、気持ちがお天気に左右されるじーさんですわ。

さて、

英国のEU離脱騒動でござる。

毎日新聞電子版によると、「もう1回選挙しろ!」って声がなんと350万人を突破したそうな。

また、これも呆れる話ですけど、離脱派を率いてきた英国独立党の党首が「大ウソ」を認めて、大騒ぎになっておるそうな。

この党首は投票前、EUへの拠出金が毎週約480億円にも上るので、「そりゃとんでもない!」と国民に大宣伝した。

つまりはEUに支払う家賃みたいなもんが週480億円にもなるから、それを「国民医療の財源にしよう!」と遊説して回ったそうな。

ところがギッチョン、実際にはEUからの補助金があり、その3分の1程度の負担で済むそうな。

この党首はこれをあっさり認めて、「存続派が正しい」としたそうですわ。

「アベノミクスの成果を問う選挙」と大宣伝しつつ、実は「憲法改正が焦点でした」みたいな今回の参院選と似たりゴンベ。

また離脱派が焦点のひとつとした「移民問題」も、「移民がゼロになるわけではない」と下方修正だ。

おかげさんで英国民の怒りが大爆発。

ツイッターにも離脱を後悔する書き込みが増加したそうな。

それにしても国民投票という制度がこんな恐ろしいとは思いもしませんでしたわ。

「感情」に突っ走った英国民のおかげで世界経済が大揺れなんだぜぇ。

「なんてこったい!!」「バッカじゃなかろかサンバ!!」などと笑い飛ばせないところが、困ったところでござる。

おとといも書きましたけど、今回の国民投票では「若者が残留」で「老人が離脱」とこれまたしっかり色分けできたのも特徴でした。

離脱派は18~24歳では27%だったのに対し、65歳以上の離脱派は60%だもんねぇ、、、

老い先は短いけれど、物事を冷静に判断できるはずの老人たちが大暴走したってこと。

若者の今後の人生を左右する事柄なのにねぇ、、、

しかも感情論だったから始末に悪い。

若者たちから老人たちに対する怨嗟の声が上がっても不思議ない。

産経新聞電子版は「EU加盟国27カ国は26日、28日開幕するEU首脳会議で、英国が離脱手続きに向けた正式申請を先送りすることを容認した。離脱後の新たな関係に関しても、正式申請まで事前交渉に応じない方針」と伝えておる。

ようはEU事務局の官僚は、英国の離脱を先送りしてしまおうって腹でござる。

英国内は「後悔」したり、「分裂状態」だったりと大混乱。

だからこの際は英国の離脱手続きを「先送りする」のが正しいのでしょう。

それにしても人間社会では、不可思議なことがいろいろ起きるものですなぁ、、、