おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「自民党は演説の邪魔はしない」と街頭で大ウソこいた、ゴーマンかます安倍総理

2017年07月04日 | Weblog

午前7時の気温はプラス18度。

今朝も曇り空でござる。

すっかり寝坊いたしました。

昨夜は久々午後9時という、これまたじーさんらしく早々と就寝いたしました。

ですが、深夜の雨に起こされ、そこでデッキに張ったままのタープに気がついて、これを片付けたり。

その後はなんだかんだで2度寝しちゃって、7時の起床なのです。

なんとまぁ、よく寝るじーさんですわ。

さて、

きょうの毎日新聞電子版は、「安倍首相、秋葉原の激昂 かばう菅氏」の記事なのです。

これが、まことにごもっともと感じ入りましたです。

投票日前日の秋葉原では、自民党の街宣車に対し「安倍やめろ」コールが轟いておったそうだ。

そして安倍総理がマイクを握ると「帰れ」コールに「辞めろ」の大合唱になったそうな。

そこで毎日新聞はこう書いた。

「首相は選挙カーの上から指さし、有権者を批判した。演説の邪魔など『自民党は絶対にしない』と断言した」

この場面、おぢもテレビニュースで見ましたわ。

毎日新聞は、「演説の邪魔をしない」なんてことを、安倍さんは言えるのか? …と言いたいようだ。

確かにその通り!!

記事によれば、安倍総理は「先月5日の衆院決算行政監視委員会では、加計学園問題を巡り『やじを飛ばすのはやめていただきたい』と野党側に注文」。

「だが、その約10分後、野党の質問中に『いいかげんなことばかり言うんじゃないよ』とやじを飛ばし、委員長に注意された」そうですわ。

なんとまぁ、ケツの小さい総理ですこと!!

「自分のことは棚に上げて他人を批判」する所業は、おぢのようなしょうもないじーさんならともかく、一国の総理がすべきことではございません。

毎日新聞は「首相が街頭演説で有権者に声を荒らげるのは異例だ」としておる。

一国の総理、感情的ですなぁ、、、

テレビ見ておった東京都内の他の地域の有権者もこれには呆れたでしょう。

選挙最終日の秋葉原、テレビ各社のニュース、報道の取材カメラがピントを安倍総理に合わせ、録画ボタンを押しておるその最中の発言ですわ。

ようは全国津々浦々に「この光景」が放送されるのが容易に想像されるのです。

一国の総理が、そこを考えないでどうする!! って話なのだ。

感情的になると「あとさきを考えない」タイプか?

そもそも、そんな粗忽ものが自衛隊の最高司令官で大丈夫か?

選挙の後のぶら下がり会見で「反省すべき点は反省し、謙虚に丁寧にやるべきことを前に進めたい」と、シレっと述べたが、これではまったく信用できん。

さらにここにきて、

東京新聞は「『密告、引き締めで管理』後藤田氏、HPで自民執行部を批判」ですわ。

記事によると、自民党の後藤田正純副幹事長は自分のホームページで「今の自民党執行部は密告、引き締め、礼賛、おかしな管理をしている」と党執行部を批判した、そうです。

自由闊達になんでも自由に言えるのが、自民党の数少ないよさでござる。

そこが民進党や共産党と違うところでもある。

ところが、後藤田氏は、都議選での自らの街頭演説の内容に対し「安倍批判をしたと党幹部に伝わり、クレームがきた」と指摘しておるのです。

そうとうおかしなことになってはいないか自民党!!

政権運営には実績のある自民党ではありますが、こんなに気持ちの悪い政党ではございませんでした。

本来の自民党とは全く違う「密告」ですから薄気味悪い。

後藤田さんはこう書いておるそうだ。

安倍政権については「積み上げた政策や成果に己を見失ったことを反省し、都議選の結果を真摯(しんし)に受け止め、いま一度、己を知ることが大事だ」と指摘した。

ごく良心的でまっとうな自民党議員もいるのだと申しておきましょう。