午前6時の気温はプラス14度。
涼しいを通りこして少し寒いです。
予報によると、ご当地は晴れ時々曇り、ところにより雨だそうな。
最高気温は26度に止まるそうで、久々に薪割りに精出しますわ。
さて、
昨日行われた衆院予算委員会の閉会中審査です。
ラジオやテレビの中継で、その内容はリアルタイムでほぼ聞いておりましたです。
最初こそ、まことに低姿勢で、「足らざるとろこがあった」と述べた安倍総理。
また、「李下に冠を正さず」と何遍も三遍も申しておったですわ。
「李下に冠を正さず」とは、高校の漢文でしたかねぇ。
懸命な読者はご承知のように「李下に冠を正さず」とは、「スモモの木の下で、頭の上にある冠を直そうとすると、スモモを盗むように見えるから、してはいけません」てこと。
誤解されるような行動はしてはいけませんという「戒め」だ。
だから、親友が獣医学部を作りたいって言ったとしても、「そんなことしたら『李下に冠を正す』って話なので、加計君、スマンけど諦めてくれ」ということですわ。
今回はというと、李下でおもいっきり冠を正してしまったというか、スモモをちゃんと盗んじゃったってことだと思うけど…
安倍さん悪いけど、言ってることが、そもそもトンチンカンですわ。
なんといっても呆れたのは、獣医学部を設置を希望する愛媛県今治市の幹部が、2015年の4月2日に官邸に「異例の訪問」をしたときの話だ。
小さな市の幹部が、官邸に呼ばれるなんてことはまずありません。
2015年4月とは、今治市が国家戦略特区を利用して獣医学部の提案をする2か月前ですわ。
同じように特区による獣医学部新設を提案していた京都府の担当者は、「職員が官邸を訪問したことは一度もない」と証言しておる。
今治市の職員は「獣医学部を含んだ特区提案について、国に向いて陳情や要望活動をしているので、その一環としてその職員2名が官邸を訪問したことは事実です」と証言しておる。
これを安倍総理やら内閣府審議官は、「記憶にない」と訪問さえも否定するからわけわからん。
でもって、2015年4月2日の官邸の入出記録を開示するよう野党が要求したら、この「記録」までもがないというから、あ然呆然なのだ!!
もし本当に官邸に入出記録がないとしたら、出入りする人物も特定できないわけで、官邸のセキュリティーはどうなってんのって話です。
国のトップがいる首相官邸に、誰が出入りしているか記録もないとしたら、「国家として、どうよそれ」ってこと。
そんなおバカな危機管理しておる国など世界のどこにもございません。
参議院の議員会館では3年間訪問記録を保存しておるという話もある。
「ていねいな説明」が聞いて呆れるわけで、PKOの日報が無くなるのと一緒なのです。
ヒデー話で、この内閣は総理を筆頭に、国民をなんだと思っておるのか、あれやこれや、なんだかんだ、どれもこれも腹立たしい「見世物」なのでござった。
スキッとしませんなぁ、、、