おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

安倍政権に黙って従えば「官僚は出世」できる、この気持ちの悪さったらもう…

2017年07月29日 | Weblog

午前5時30分の気温はプラス15度。

無風であたりは霧に覆われてます。

「今日はこれから晴れます」というサインですわ。

午後からの降水確率10%で、最高気温が26度と過ごしやすい一日でござる。

とはいえ、朝夕は真夏とは思えぬ涼しさで、「外でジンギスカンでもしましょうか」って話にはなりません。

外でビールを呑むには少々寒い。

ついこの間までは、エアコンつけたりして暑かったけど、ここんとこ朝夕は、長そでTシャツを着たりする。

今年の北海道、「なんだかなぁ~」って夏でござる。

さて、

総理ベッタリ記者で元TBS記者の山口敬之が、準強姦罪で逮捕されようとしたときのことです。

これを握り潰したとされるのが「中村格」警視庁刑事部長というお方だ。

この方は、このほど「総括審議官」へご出世だそうです。

総括審議官とは、警察庁のトップである警視総監を射程圏内に収める地位だそうな。

総理ベッタリ記者を守って、警察庁のトップが視野に入るご出世でござる。

森友問題では、財務省の「佐川宣寿」理財局長というお方です。

この佐川さん、国会では「すべての資料を廃棄した」とのたまって、「疑惑隠し官僚」と呼ばれ、安倍政権に貢献したことからいまは「国税庁長官」ですわ。

「知らぬ存ぜぬ」と国会を完全に舐めくさって、ご出世です。

来年の確定申告、申告に訪れる読者の皆さんは、税務署であれこれ突かれても「すべての資料を廃棄した」と言ってみましょう。

税務署のボスはそうして出世しておるわけで、庶民の申告だって軽く通るに違いない!!

次に加計学園問題ですわ。

ここにもおりました。

今治市の職員が官邸で会って話をしたとされる「柳瀬唯夫」経済産業審議官ですわ。

柳瀬さん国会の閉会中審査で「私の記憶をたどる限り、今治市の方とお会いしたことはございません」だそうです。

「私の記憶のある限りでは」と前置きして、「お会いしていない」を7連発だ。

この柳瀬さんも、官僚トップの次官へ昇格の目が出てきたそうです。

7連発で「会ってない」繰り返し、それでもって官僚トップに昇格だ。

今治市役所の出張記録には、ちゃんと官邸に行って話をしたたことになっておる。

なんちゅう気持ちの悪さ!!

これまで官僚の世界では、組織内部を向いて仕事しておれば出世ができた。

いわゆる「省益優先」しておればよかったのです。

しかし、安倍内閣で「内閣人事局」ができてからというもの、官僚は一転、官邸を向いて仕事することになった。

官邸にベンチャラしてないと、出世できないことになったのです。

ホントは国民のために仕事すべきだけど、かつては組織内部のために仕事し、いまは官邸のためなのだ。

官僚は「記憶にない」と申しておれば、出世が待ってるわけですから、閉会中審査でも疑惑なんぞ何一つ晴れない。

自民党政権がこんなに気持ちが悪いと感じたのは初めてでござる。

政権内で政権交代していただいて、せめて自由闊達にものが言える元の自民党に戻っていただかないことには、どもこもなりませんです、ハイ!!