おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ご当地は3年連続地価上昇率日本一だそうな

2017年07月05日 | Weblog

午前6時の気温はプラス17度。

今朝も曇り空で無風、小鳥の鳴き声も聞こえません。

静かな朝でござる。

曇り空のお天気が続いておって、外での作業にはうってつけの日々ですわ。

一方、好天が続かないため、農作物の出来はよくないとか。

ご近所でも家庭菜園の「カボチャの苗がダメだ」と聞きました。

天候不順の続く羊蹄山ろくニセコ界隈でござる。

ところで、

先日、国土交通省から発表された地価動向調査ですわ。

またまたご当地、倶知安町(くっちゃんちょうと読みます)ひらふ地区の地価が全国一の上昇率だ。

ひらふ地区というのは、正確な住所が倶知安町字山田。

大人気スキー場の「ニセコグラン・ヒラフスキー場」とその周辺地域を指します。

近年はペントハウスが3億とか5億円とかいうコンドミニアムが林立する地区。

これが通称「ひらふ地区」なのです。

地価上昇率日本一はこれで3年連続ですから、異常事態は恒常化しておる。

周辺では、毎年、毎年、ボコボコ、コンドミニアムやホテルが建つ騒ぎ。

昨シーズンは、ずいぶんとスキー、スノボ客が減ったというのに、いまも建設ラッシュなのです。

世界中の投資マネーが、ひらふ地区に集中的にばら撒かれておるような印象です。

不動産投資の世界で、その最前線、ど真ん中にあるのがこの田舎町なのです。

この勢いがいつまで続くかというと、ひとつは、ご当地倶知安町を経由して、函館から札幌まで繋がる高速道路が完成するまで。

もうひとつは、北海道新幹線が、同じくご当地を経由して函館と札幌が繋がるまで。

ようは高速道路と新幹線というインフラが整備されるまで続きそうな気配でござる。

新幹線は2030年に開通しますから、そこを睨んだ動きと考えるのが常識的だ。

もっとも、その間に「リーマンショック級」の経済ショックが起きないという保証はどこにもありません。

それにしても異常だよなぁ~

人口1万5000人足らずの小さな町の地価上昇率が3年連続日本一とはねぇ、、、

バブル崩壊の惨状を知っておる世代だけに、「なんだかなぁ~」って気がするのでござる。

そういえば、いましがた町内の防災無線が「訓練」がありますと伝えておりました。

驚いたことに、今回初めて「英語」でも同じ放送をしておりました。

普段から外国人の多い町ですけど、防災無線もちゃんとした英語で、いきなり国際化を実感した朝でもございます。