おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

誤嚥性肺炎を防ぐには「口腔ケア」、で「舌苔」取る意味、あったのね!!

2019年04月07日 | Weblog

寝坊しました。

午前7時を回っております。

気温はプラス3度。

どんより曇り空ですが、西の空が晴れております。

きょうは曇り時々晴れのお天気だそうです。

日中の最高気温はプラス8度になるそうですから、ようやく春めいてまいりました。

そんな昨夜は、雨音で目が覚めた。

けっこうな降りだったようです。

おかげさんで、雪解けは一気に進んだようで、我が家のまわりの雪もぐんと減ったのでした。

めでたし、めでたしだ。

ところで、

肺炎が高齢者の死因の上位にあることは、賢明な読者の皆さまご存知のところ。

85~89歳の死因で3番目に多いほか、65歳以上のいずれでも5番以内に入るとか。

その多くが誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)だそうな。

そんなことで「高齢者の肺炎防ぎ、施設も増収『ここまで効果あるとは』」という朝日新聞電子版の記事が興味深い。

つまり、特別養護老人ホームで、高齢者の死因で上位を占めておる誤嚥性肺炎が口の中をきれいにすることで減ったというのだ。

毎日歯磨きの前に「舌苔」をこそげ取っておりますが、これが誤嚥性肺炎に有効ってことにもなる。

誤嚥性肺炎は、雑菌まじりの唾液が肺の中に入ることで起きるというから、雑菌を取り除けばかなり防げる。

福岡県の特養では、歯磨き以外に介護職員が週2回、入居者に口腔ケアをするそうだ。

1回につき10分以内で歯ブラシやスポンジブラシを使って食べかすや舌の汚れを除去し、両手で口の中などをマッサージするとか。

これにより肺炎による入院が3分の1になったというのだ。

とりあえず、健康上問題のないおぢも、口の中を清潔に保つことは、大いに意味があるわけ。

先日の羽鳥モーニングショーではニッポン人の口が臭くて、外国人は電車に乗るもの嫌だと申しておった。

正直、30代以降の男の人と会話すると、「なんて口が臭いんだ」と思うことは多い。

ニッポン人の30代の8割が歯周病だというから、欧米レベルから見ると相当低い。

ニッポン人はほぼほぼ口が臭いのだ。

おぢも歯周病が一番ヤバかったのは30代だった。

旧友歯科医の指導で、その後はどう磨いても血が出ない状況だけは維持しておる。

歯は3本もなくなり、そこは大いに反省しておる。

なので朝は10分程度、夜は1本1本15分以上かけて歯を磨く。

じーさんには時間だけはたっぷりあるからねぇ~

それに加えて舌苔を毎朝しっかり取っておる。

取った舌苔の匂いを嗅ぐと、自分の口の匂いが分かるというのです。

是非お試しくださいな。

年に2回は歯医者に行ってる方なら問題ないけど、そうでない人は臭っさい息を世間にふりまいておるわけで要注意でござる。

しかも歯周病になると、原因菌である「アミロイドベータ」がアルツハイマーに関係しておることもわかっておる。

30代に歯周病でヤバかったおぢも、このアミロイドベータが脳内に溜まった可能性がある。

ま、その後は増えてないと思うけど、読者の皆さまも、口内を清潔に保つと、口臭や歯周病に加えて、アルツハイマーも防げるというのです。

お暇な高齢者の皆さま、時間だけはたっぷりありますから、テレビでも見ながらゆっくり歯磨きしてくださいな。

各種の舌苔除去グッズも売ってますので、そこんとこヨロピクね!!

口が臭いニッポン人でいいのか? って、これはもう国際問題でもあるのです。